top of page



南さんの"Sleeping・Beauty"制作記


南さんの”Sleeping ・Beauty”制作記30
コロナのため一歩も外に出ず、自宅工房で完成した、Sleeping・Beauty 美しい?むしろ不気味と言っていいほどの球杢(タマモク)その素材を充分に、生かし、見事なチェロに仕上げた。驚嘆に値する。テール・ピース、ブリッジ、も同じ球杢で仕上げた。見事な芸術作品にしあがった・...


南さんのSLEEPING・BEAUTY"制作記27
着々と進めている。100年物のキルト・メープル枯れに枯れきっている。バーズ・アイの部分もあり、削るのに相当注意しなければならない。氏、丁寧に、慎重に、エグリ・カッターを使う。ラフに仕上がった。ここから、氏のワザが小カンナで発揮される。


南さんのSleeping・Beauty制作記26
10月の展示会に向け急ピッチで進める。100年物の、珍しいキルト・メープル、どこを探してもこの手のチェロ材は皆無である。完璧にネックを仕上げ、この固いキルト・メープルの裏板。まず完璧に保護された蝋を取る、さらに設計図通りにバンド・ソーを入れる。バンド・ソーを2度切るくらい固...


南さんの”Sleeping・Beauty”制作記25
10月”第10回手創り弦楽器フエアに向け、新しいチェロを創っている。表板、平面をきっちり出し、モールドの型を完璧にうつす。バンド・ソーで切りだす。若いころの氏は電動などもっての他とのたまっていたが、寄る年波か??、えぐりカッターでラフの厚みを出す。力的には電動は楽である。表...


南さん”Sleeping・Beauty”制作記24
”チェロの創り方”出版に当たり、南さんと東園さんのネックの創り方を特集しようとしている。右側を完成させ、これと一体になるべく左右のシンメトリーを合わせる。ネックの最難関に迫る。氏、自ら左右シンメトリーを合わせる治具を創ってきた。


南さんの”Sleeping・Beauty”制作記23
南さん、ネックの難関に挑んでいる。何回やってもこのスクロールは難しい。徐々に渦巻が上に登っていき、美しいネックが出来上がる、特に氏が扱ってる、キルト・メープル、なかなかない素材であり、扱いにくい素材でもある、氏、持ち前の丁寧さでここまで仕上がってきた。


南さんの”SLEEPING・BEAUTY”制作記22
南さんも、チェロ制作本のネック制作について、協力をお願いしている。したがって、ライン通りにのこA-B,ラインをカット続いて、C-Dをのこ、その角をまるめ、E-F,にのこを入れる。キルト・メープルの木目美しく、徐々にネックが仕上がってくる。


南さんの"Sleeping ・Beauty"制作記21
第10回弦楽器フェアを2020年10月に予定している。それに伴い”チェロの創り方”を出版するつもりであるが、南さん、東園さんがちょうど今ネック創りに励んでいる、その工程をその本の目玉と考えている。キルト・メープルの質を考えての削り、ネックの創り方を考えての工程を実に的確に実...


南さんの"Sleeping ・Beauty"制作記20
キルト・メープルの素材は最高に硬い。バンド・ソーもなかなか受け付けない。美しいキルト模様が、ネックとしてあらわれてくる。直角、垂直、徹底して左右シンメトリーを図る。


南さんの"Sleeping ・Beauty"制作記19
氏、小生の口出しすることなく、立派な作家になっている。小生が30年前から温存していた、キルト・メープルのネック制作に、挑む、そのままでキルトのイメージが削るたびに強調される。直角、水平、垂直がっちり守って制作に励む、削っていて楽しくなる天然の模様である。


南さんの”Sleeping・Beauty"制作記18
南さん、2台目のビューティーに相当な”リキ”を入れて創っている。素材も最高級のもので、チェロの制作は1に素材、2に丁寧さ、3に経年、4に弾き込みと言われている、氏、100年物のキルト・メープルを使い、挑む。膠も上級のもの、入れ込み具合はハンパない…。作品に乞うご期待である・・・。


南さんの”Sleeping・Beauty”制作記12
スリーピング・ビューティーの箱が完成した。ガッツ・ポーズで決める。天板のハギに、神経を注ぐ、もう10台も創っている、氏、だけに安心して任せられる。ハギだけは完璧についていないと後々、削っていく過程で出てくる、こうなると、やり直しとなるため絶対に密着してると確信がなければなら...


南さんの"Sreeping・Beauty"制作記12
完璧主義の南さん、平面だし、C字バウツの垂直だし、時間をかける、この工程はいくら時間をかけても、正確を期さなければならない。10mmの下駄をアンダーバウツに敷き、コンパスで115mmのラインを引く、その通りにカンナで削り、トップとアンダに5mmほどの差をつける。奥さんからも...


南さんの”Sleeping ・Beauty"制作記11
南さんヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと、網羅し立派なヴァイオリン作家となっている。今回2台目のスリーピング・ビューティーに挑んでいる。今回は天、地板ともに当工房の1番古い材料(100年もの)を使用、徹底して丁寧に創っている。よい素材、丁寧な技術、感性、自分流の音への願望、こ...


南さんの”スリーピング・ビューティー制作記10
南さん2台目の”スリーピング・ビューティー”を創っている。ドメニコ・モンタニアーナが1739年に創った作品、現在ヨーヨー・マが使用している。アッパーバウツは装着終わり、アンダーバウツの削りと曲げを丁寧に終えた。垂直、平面、を完璧に追求しながら、アンダーの膠止めを終えモールド...


南さんの”Sleeping・Beauty” 制作記9
チェロ2台目に挑戦している。慣れたものでブロックを整えるとアンダー、アッパーバウツの曲げ、ベンディング・マシンは上から押し付けながら曲げる今までの体験からくる自信、すっかりベテランである。


南さんの”Sleeping・Beauty”制作記8
ベテランの域に到達した南さん、アッパー、アンダーバウツの貼付をやるべく、小カンナを使う。平面、垂直、を徹底追及する。


南さんの”スリーピング・ビューティー”制作記7
氏、チェロ、ヴァイオリン、制作8台目となる。どんなに気を配っても、失敗がある。それが弦楽器制作の宿命でもある。氏、とんとん拍子で進んできたが?”あれ?!”C字の細かい作業に入っていたが?片隅が欠けた。普通は、欠けた部分を必死に探すも見つからない?では!!どうする、象嵌をしな...


南さんの”スリーピング・ビューティー”制作記6
C字のまげ加工、苦労して完成。モールドに取り付ける。一番難しいC字。終わってほっと・・・。続いて、アンダー、アッパーの側板削りに入る。C字コーナーより気楽に行ける1・5mm、1.3mm、厚に削る。


南さんの”スリーピング・ビューティー”制作記5
南さん、2台目の”スリーピング・ビューティー”ということで、自信持って細部に気を配りながら創っている。何が難しいって!このC字コーナーの曲げが最初の最難関と言ってもいい!ちょっと、力を入れたり気を抜くとポキッと折れる。慎重にいこう!!


南さんの”スリーピング・ビューティー”制作記4
氏も、2台目の”スリーピング・ビューティー”に 挑む、あくなき追求をするのがこの芸術である。更に自分の満足する音の追求には絶対手抜きが出来ない。C字ブロックを徹底追及する。基本の始まりである。


南さんの”Sleeping ・Beauty"制作記3
2台目のスリーピング・ビューティー、相当気合を入れて創っている。1台目は無我夢中で創っていて我を忘れる、いいことでもあるが、”まあいいか!”がどうしてもついてくる、今回はそれをなくし徹底して創る。一つ一つの作業に妥協はない・・・。


南さんの”Sleeping ・Beauty”制作記 2
氏、2台目のビューティーに取り組んでいる。無我夢中で創った1台目、 さらに次の作品への意欲と想いをこめて挑む・・・!完璧なモールド創りに気を配る。さあ!!どんな作品になるか?乞うご期待である。


南さんの”スリーピング・ビューティー”制作記1
3年前にドメニコ・モンタニアーナ1642年を仕上げて今はチェロの腕前も相当上げた!しかしなんとなくもっと上のもっと自分の気にいる音のチェロを創るということで2台目に挑戦である。18mmのシナべニアで36mmのモールド制作に入る、最初の一歩である。
bottom of page