石井さんの”DE・MUNCK"制作記18
氏、今年最後の日、ドゥ・ムンクのネックに挑む。ストラドの設計図を見ると角度が83°が84・5度になっているが、従来通リの83°に変える。パターンもちょいとサイズチアタマに成っているが、その特徴を生かしカット。新年には自宅工房で仕上がってくるだろう…楽しみだ!!
Antonio Stradivari., 1730年制作
別名「Feuermann」
”裏板はカエデの二枚板で、小幅の水平な杢目が薄らと見られる。横板の杢目もこれと似ているが、より明瞭に模様が出ている。スクロールの杢目はより簡素である。表板はスプルースの三枚板で、木目はほぼ均等である。低音側の上方の端には小さな節がある。厚く塗られたニスは明るい栗色と赤の中間色である。ストラディヴァリはこの楽器を含め、いくつか身幅の狭いチェロの製作を試みている。これについてW.E.ヒル&サンズのアルフレッド・ヒルは、女性奏者のためにデザインしたのではないかとしている。”
~日本音楽財団ホームページより引用~