菊地さんの MESSIA制作記29

菊地さん、パーフリングに挑む。もともとは、最初の持ち主コッツイオ・サラヴ―エ伯から”サラヴ―エ”と命名されていた。ヴァイオリン・ハンタータリシオに渡り、さらにヴィオームへと渡っていった節に、ヴィオームがタリシオさんあなたのストラディヴァりは13年たっても現れないじゃないか、まるでメシアみたいだと叫んだという。ここから”サラヴ―エ”は”メシア”と呼ばれるようになったという。以来ヒル商会が買取、現在はオックスフォードのアシュモリアン博物館に寄贈され、現在に至っている。今でも誰も触っていなかったため昨日ニスを塗ったみたいに光り輝いているという。メシアのパーフリングは普通よりエッジ側に切られている、はたしてこの微妙なラインを、氏、そっくりにほれているか???

高山氏のSTRAD”BETTS”制作記5

氏、いいペースで来て、アッパーバウツ、アンダーバウツのブロックに膠を塗り蝦蛄マンで止める。C字コーナーとの接点は、アッパー側の小口がCと重なり美しいフォルムを引き出す。同時にアンダー側の小口がCに重なる。 ここを慎重にニカワ付し閉じる。”やったー”高山さん会心の笑みであった!!

大西さんのSTRAD”クルーズ”制作記29

大西君、最後の追い込みネックの仕上げに入る。パイ角度、天と地でわずかに違うふくらみを微妙な角度で削る。一点のひずみも許さないぞというこの眼、完成に近くなればなるほど”眼”がものをいう・・・・・!!

古川氏の”DE・MUNCK"制作記28

外周を4mm出幅に整え。ガタクリもなくしていよいよムンクの箱の完成である。ウイング幅10-11mmに出幅5mmに整える。3・75のアジャスターを使い外周をさらに美しく整える。、巨匠古川氏の面目躍如である。さらに巨匠ぶりを発揮する難関パーフリング作業が待っている。

高橋氏のブラザー・アマテイーヴィオラ制作記17

氏、大体の天地板の荒削りを終え、ネックに取り掛かる。先ず指板側を正確に平面だし。さらにヴァ―ティカルを出すため雑木を取り付け、完ぺきな直角四方を創る。さらに、ボール盤で6mmのペグホールをあけバンドソーで切り込む。いよいよヴィオラのネックらしくなってきた。いいペースである、

石川氏のマッティオ・ゴフリラー制作記7

ヴェネツィア派と言われるモンタニアーナ、セラフィン、トノーニ、ゴベッテイーなどの巨匠たちに混ざってゴフリラーがいた。美しい赤が基本のニスが特徴と言われる。ものの本を見ると顔つきまでがゴフリラーに似ている石川氏である。前回折ったアッパーのサイド、自宅で1・5mmに仕上げてきたこんかいは注意深く曲げた。さっそくアッパーバウツに取り付け。してやったりこの”ドヤ顔”となった。

堀井さんのDAVIDOV制作記20

掘井さん完ぺきに天板、地板を仕上た。西日を利用に微妙な凹凸をスクレーパーで取り、230、400、600とペーパーを使って仕上げた。見事なアンジュレーションの出来上がりである。続いてネックの仕上げにかかる。もうすぐ完成だ!!相当早いペースだ!!自宅工房の威力である。

三田さんのピエトロ・ジャコモ・ルジェーリ制作記27

三田さんパーフリングに挑む。この作業、一番神経をとがらせてナイフを使う。きっちりチャンネルにし、少しきつめに掘らなければならない。3台目のため慣れたものとはいえ、ちょっと間違うと太めになりニスがしみこむ元となる。うまく掘り終え、このドヤ顔となった。

高山氏のSTRAD ”BETTS”制作記4

氏、着々と進行している。C字の曲げ加工もうまくまとめ、セッテイングする。膠をつけ蝦蛄マンできっちり止める。うまく曲がるか?折れないか?VN制作で最初に失敗する部分であるが氏うまく仕上げてこのドヤ顔である。 ベッツのいわれについてものの本に、こう書いてある。ヴィオッティーに習ったアーサー・ベッツは、オールドジョン(アーサーベッツの兄)の店で、店に来た無愛想でみすぼらしい男がたったの21シリング(?¥)でこれを売るという、アーサー、渡りに船とさっそく買い取ったという。このヴァイオリンは現在、ワシントンD・C の国会図書館にパーマネントコレクトされ 、現在では?十億でも買えないとある。

クラウディオ君のイル・キャノン制作記10

クラウ君も随分勢いずいてきた。まずボディ―の平面をきっちり出し、ネックの制作に挑む。左右のヴァランスを見ながら丁寧にノミを使う。デルジェスは生涯200-250本ほど作ったらしい。有名作品を上げるとクライスラー、デヴィル、キング、イザイ、アラール、ハイフェッツ、キャノン、ロードウィルトン。ものの本によると、ワインは熟成して十分な味わいと香りが得られるまで年月を要し特に最高級赤ワインはあらゆるワインの中でも1番長い年月を要するとある。同様にヴァイオリンもまた熟成して十分な響きとしなやかな音の美しさが出せるまでに年月がかかる。そこを理解しながら正確にコピーをする。しかも、何本も名器にトライする。これがいい楽器制作の基本であるとわかってきた、最近のクラウ君であった。!!

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