河辺先生の弓制作ドキュメント9

一本目は完全失敗であった。先生の言った通りにやったつもりが?全然製品になってないとやり直しとなった。弓の寸法を決めるためまず弓ののど部分のアーチを決める。Tourteをかたどったプラスティック型にあてて、小刀とスクレーパーで削る。さらにチップをつけるため寸法を取り削る。

浜崎さんの”DAVIDOV”制作記48

完璧志向の浜崎さん、せっかく張った”ハギ”をはがして1からやり直している。平面、直角、ゆとり、すべてを追求しなおしでやっている。まだ若いサラリーマン、なかなか時間が取れない中、徹底して奥を探る。この心やよし!!

大西さんの”クルーズ”制作記40

前楽器フェアで優勝した作品”クルーズ”のネックが外れたということで修理をすることになった。前回ドイツ製にかわを使ったが今回は播州の膠でつけることになった。ピタッとついた。さすが膠の様である。

河辺先生の弓制作ドキュメント8

なんでも奥が深い。丸材を4角材にしさらに8角にするため、フロッグの角度にあわせ、スタンレーで落とす(このとき、鈍角とキレる刃)が必要である、ボール盤にヴァィスで固定、1・2mmのエンドミルを使って垂直にあける。普通のミルでは、5mmでも垂直にいかない、エンドミルの効果だ!こういうことも教わらなければわからない・・・。やはり先生について正確に習わねばいい作品はできない。エンド・ミルのほぞあなを鋭角なのみを使って18mmX4mmあける。

篠田さんの”DAVIDOV”制作記10

篠田さん、70ン才毎週通ってくる。自分の感性に合った趣味の発見”毎週わくわく”しながら創っているという。今回はネックの制作で直角、平面、垂直、全部をとらえて仕掛る。バンド・ソーで設計したオリジナルを切り抜く。大分、バンド・ーになれ正確に削りだす。

古川氏の”クライスラー”制作記3

DE・MUNCKの制作を終え、クアルテット制作の最終段階”クライスラー”の仕上げにかかる、ストラディヴァリでも二組しか創ってない。 スパニッシュ・セット、パガニーニ・セットである。古川さんすっかりストラディヴァリの向こうを張って最後のヴァイオリンを創る。

高山氏の”BETTS”制作記11

相変わらず日・米・欧と飛び回っている。バリバリの時代・・。小生にも氏の年には全国飛び回って営業していた。なつかしい!?、氏はそんな”忙中閑あり”でBETTSを創っている。 天地板の表側をほぼ完成。等高ラインを弾き、左右のバランスをスクレーパー、小カンナ、ペーパーで整える。いよいよ裏側の微妙な厚みを決める。音のバランスはその手さばきにかかっている。

清塚弦楽器工房の”DAVIDOV”完成記

苦節3年、ダヴィドフの完成である。完成の暁には、みんなからは握手の祝福を受けるのが当工房の常である。このときは、音の内容とか仕上がりのニュアンス等みんなで品評する。特に仕上がりの天板のハーゼの表情。素晴らしい出来でみんな感動した。今年の展示会(12月3日日)ではぜひ総評をもらいたいくらいの出来であった。

篠田さんの”DAVIDOV”制作記9

今日はライニングの削りと装着の仕事だ! まず1・8mmに厚みを決める。さらにC字部分の溝を掘り、膠をつけ埋め込む。あとはクリップで固定しこの作業はいとも簡単。しかも美しく仕上げた。

古川氏の”DE・MUNCK”制作記50

古川さんやっと満足いく”DE・MUNCK”が完成した。弦張って弾いてみて気が付いた。ビビリオンがする。これは何の音か??どうやら指板にあるようだ。スクレーパーで0・2mm、光が透けるほど 削り、さらに600番水ペーパーで光沢を出す。再度弦を張る。音を出す。朗々たる低音。つやつやした高音。満足いく出来栄えにみんなに拍手。さっそく得意の”初恋”を弾く。してやったりの満足顔であった。

高山氏”のBETTS"制作記10

この間NHKの番組を見ていたら、オーヴェリン大学の生徒たちが全員でオーヴェリンBETTSを創るという番組があった。製作者たちの全員がサインした作品が出来上がった。ヴァイオリニストのカレンさんが弾き比べをしていた。そんなBETTSを高山氏が作る。もともとがん研究の病理学博士、なかなかな腕前。

河辺先生の弓制作ドキュメント7

フロッグの穴をあける作業、2mmのエンドミルで事前に穴をあけて、のみであける。何とか、自作の弓でCELLOを弾くということで頑張っている?しかし、なんでも制作は奥が深い、難しい。結局失敗に近い。がなんとか、1本仕上げることとする。次にムズイ工程エンドの穴を垂直にあける。これは至難の業。練習してからと先生に駄目だしされ樫の木に開けることとなった。

篠田さんの”DAVIDOV”制作記8

篠田さん、熱心に毎週通ってくる。相変わらずいいペースである。今回はネックに挑戦。まず長台で直角、平面すべてを整える。テンプレートをトレースする。特にヘッドの形をきれいに整える。チェロの命である。これをA-B,C-D,Eと"のこ"でとり、中丸のみ、彫刻刀を駆使しきれいなヘッドに仕上げる。楽しい彫刻である。しかしてこのドヤ顔となった。

古川氏の”DE・MUNCK”制作記49

最後の最後の追い込みで悪戦苦闘する氏であるが。完璧にしあげたあとのネックの握り具合がよくないと、かんな、スクレーパー、ペーパー等ではがして整える。ネックの付け根は、Gの音のつながりが命と言われる。整えた後、再度ニスを塗る。いよいよ完成か!?

大西さんの”Titian”制作記6

大西さん、ジュエリー作家だけに丁寧に仕事を進める。今回のTitianのポスターはレントゲン写真も搭載され実に細かいデータが乗っている。STRAD社も懇切丁寧な、設計図にしている。氏は分離型 のモールドを創り、いつでも簡単に外せるようにした。C字コーナーのメープルを1・3mm-1・5mmにスタンレーで削る・・・。

川口さんの”MESSIA”制作記23

久しぶりの登場、川口さん旦那さんの仕事が大忙しで手伝っている。もともと幼少からヴァイオリンを習っていて人は、もう一度弾きたいという年令になってきた。しも自作のヴァイオリンである。モールドに合わせて輪郭をトレース、現在7mmほどある幅を4mmに統一する。クレモナで買ってきた小カンナを使って周辺を整える。仕事は早い!。さらに大西君を子分に使い、天板のハギ合わせのためのこで分離する。

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