古川さんの”クライスラー”制作記25フリッツ・クライスラーは“愛のあいさつ”"愛の喜び””愛の悲しみ”などの名曲がある。デルジェスの1715年作はクライスラーが愛用したことで”クライスラー”の名称がついている。膠、テープあとの汚れをきれいに落としまっさらなホワイトヴァイオリンを現出、エンドマクラを貼付、地板を張って出来上がりとなる・・。
菊池さんの”DAVIDOV”制作記3784歳翁、元気だ小田原から毎週通ってくる。5階建てマンションの階段を毎日上り下りするという。すごい体力である。ダヴィドフのアンジュレーションをバルサで創り、。小カンナを使い忠実に写す。大体仕上がってきた。3年越しのチェロ、もうすぐか?そんなことで、チェロの練習も始めたもともとヴァイオリン奏者、弦楽器慣れしてあっという間にボーイングはできた!?
東園さんの”Sleeping・Beauty" 制作記2氏、”Beauty”の2作目に意欲満々である。今回は奥方の協力を得ながら氏のオリジナル作品が出来上がる。16X2のmmのシナベニアにBeautyの型をトレース、バンド・ソーで切りぬく。ヴァーティカル、平面を徹底追及。出来上がった!?、もう一つの顔であるチェロ・レッスン教室。三田さん菊池さん、篠田さんに懇切丁寧に教える。彼の本質”優しさ”がチェロ教室の先生にぴったりである・・・。
堀井さんの”IL・CANNON”制作記7堀井さん3台目となると弦楽器作家として自信満々の梯。天、地板のアンジュレーションを整え。見事のパーフリングラインを削りだした。1・2mmの溝を丁寧にあける。パーフリングを入れ込むところで時間切れ!? 。
大西さんの"Titian"制作記4ジュエリー作家の氏仕事は実に正確、丁寧である。1枚板の厚い部分を切り出し、側板として使う。氏でなければ考えられない?デザイン感覚である。6mmの板をのこで3枚卸にする。見事なものである。而してこの”ドヤ顔”となる。
浜崎さんの "DAVIDOV"制作記53ターヘー楽団のコンサートマスター吉野君の急逝以来、久々の登場。しょっちゅうベートーヴェン、モーツアルトを練習した仲間の急逝はショックであった。浜崎氏も多分そうであったはずで、中々チェロ創りまで気分が乗らないようであった・・・。久しぶりの制作、天板の削りから入る、地板は、ほぼ完了している。天板の縁を5mm厚に統一、パーフリングの準備に入る。
篠田さんの”MESSIA”制作記1ダヴィドフの完成に伴い、"MESSIA"を創るという・・。そのタフさに感心するばかり、1日で2回しか塗れないニス、時間が開くということで、ヴァイオリンを創るという、時間を無駄にしない?せっかちどちらも彼女の性格である。多分2ヶ月で完成か??
三田さんの”ピエトロ・ジャコモ・ルジェーリ”制作記56三田さんじっくり2年半かけて完成に近付く、最後の難関ネックにかかる。まず、ピエトロのポスターからヘッドをトレース、きりぬく。さらに美しいピエトロのフォルムを丁寧に削りだす。ヘッドから480mm、角度83度にし裏側の稜線をやすりと小カンナで、きれいに削りだす。
東園さんの”Sleeping・Beauty" 制作記1東園さん、2回目のビューティーの制作である。なんでもそうであるが、無我夢中で創った1作目・・・。何か物足りなさは感じるのが普通の感情である。小生、自分作30ン台であるが、気に入った作品は3台である。そんな、自分なりの気に食わない部分を改めて、再創作。さらに奥様の協力を得てちょっと違う作品にしたいという。シナベニア、16mmX70mmX90mmにビューティーの寸法を写す。乞うご期待である。