大忘年会あっという間の1年であった。恒例の大忘年会を開催した。紀保子先生、和美先生、つまみは恒例の寿司とピザ、ワイン、酒、ビール、飲むほどに、弾くほどにボルテージは上がりっぱなし。ベートーヴェン、ピアノトリオ1の1、モーツアルト、ケッヘル80番、カッチーニ、アヴェマリア、4重奏、等々散々楽しむ…。みんなうまくなり、”創って弾く“この工房是”に近付いてきた。なんと言っても、盛り上がったのはピアノ、ヴァイオリンの生伴奏による歌であった・・・・!?やはり酒席は楽器より歌か??
三田さんの”ピエトロ・ジャコモ・ルジェーリ”制作記66三田さん、大詰めに来た。31年2月23日に向かって最後の、仕上と 、チェロ弾きの練習に日夜没頭している。ネックの微妙な角度は、自分で弾いてみてよくわかる。握り具合、親指にかかる微妙なバランス。よく考え握ってみての削り・・・・?。三田さん両方をやってみてわかってきたようである。
T氏の”IL・CANNON”制作記14慎重居士、Tさんなかなか進まない。C字コーナーの側板がやっと貼付終わった。さてアンダーヴァウツ側板曲げとなる、さんざん苦労して、やっと曲げ完了となる。目鼻がついたところでターヘ楽団のコンサートマスターを発揮する。創っている時よりリラックスな感じで、ドヴォルザーク”アメリカ”を弾いていた・・・。
菊池さんの”DAVIDOV”制作記47菊池さん、84歳翁。いつも感心するのは小田原から2時間半かけて通ってくる。晩酌に焼酎のお湯割りで、小田原産一夜干しをこよなく愛する。そんなところに弦楽器制作(チェロ)の肉体労働の原動力となっているようだ・・・・・?もともとはヴァイオリニストであるが、最近は東園先生にチェロを習い始めた。そしてその面白さに惚れてますます制作に拍車がかかってきた。裏板の厚み表とにらめっこしながら進んでいる・・。これができるといよいよチェロの最難関、ネックの”アリ”加工が待っている。
佐塚さんの”ピエトロ・ガルネリ”制作記26佐塚さん、富士山のもとから通ってくる。ときには大船のホテルを予約しながら泊りがけで通って来ることもある。表板のパーフリング面を平らにして、ナイフで溝を切る,膠を入れパーフリングを収める。ここで一段落・・・・破顔大笑!!
堀井さんの”DAVIDOV1/4”制作記1堀井さんニューヨーカーのお孫ちゃんのために、ダヴィドフ1/4を創るという。目に入れても痛くないという孫・・。奥さんと二人でしょっちゅうニューヨーク行っている。設計図から、1/4にコピーを取り、モールド創りに励む・・・。