STRAD "savionari "ギター制作記4ストラディヴァリ、はアマティーの工房で修業し、ストラデイヴァリウスとして発展してきた。300年たった今、自分の音はわからないし、今日こんな高値がつくなど全く分かっていない。歴史はそういうことだと思う。ヴァイオリンを制作する前にアマティーの工房でギターを創っていたという説がある。サヴィオナリを創るべく、米山先生の指導を受ける。表板のハギを終わり、ネックの制作に入る。先生の設計通りにバンドソーでカット、ネックの原型が出来た。
大西さんの”Titian”制作記28大西さん、最近充実した創作活動にまい進している。その創作活動とは、銀座宮本商工とのコラボ企画が充実の進行状態という、新天皇の即位と共に、氏の作品ボンボニエールが宮内庁御用達となったようである。それも含め展示会への、意欲、作品の充実をより一層気合こめて挑んでいる。木工と金工を同時にできる職人は、氏、だけではないか??婚約者のときちゃんと供に、氏の前途洋々である。パーフリングの溝掘りと、曲げ加工、完璧を狙っている。
南さんの”スリーピング・ビューティー”制作記7氏、チェロ、ヴァイオリン、制作8台目となる。どんなに気を配っても、失敗がある。それが弦楽器制作の宿命でもある。氏、とんとん拍子で進んできたが?”あれ?!”C字の細かい作業に入っていたが?片隅が欠けた。普通は、欠けた部分を必死に探すも見つからない?では!!どうする、象嵌をしなければならない。これも高度な技術である。氏、見事に修復の業を見せる。これが弦楽器製作者の、見せ所、STRAD も、この技術を駆使した、作品が多々ある・・・・。氏、ドウだとこのドヤ顔!!
篠田さんの”BETTES”制作記6篠田さん、チェロ2台、ヴァイオリン2台目を創っている。しかも当工房に来て3年である。50人くらいの生徒の中NO・1のパワーである。 この”BETTS”はストラディヴァリウスの作品の中最高峰である。ヴァイオリン制作の中、美の追求の最難関、パーフリングをいかに美しく仕上げるか?!。篠田嬢、そこに挑んでいる!!。
武江氏の”IL・CANNON”制作記武江さん、ヴァイオリニストである。大学時代から本格的に習い始めた。最近は、ターヘー楽団のコンサートマスターである。まず、地板の直角、垂平、を徹底追及、”ハギ”の根幹見事にクリヤーして、地板の基本。完成である。
第17回VSJ展示会日本弦楽器製作者協会の元準会員が集まって日本ヴァイオリン制作研究会を創った、あっという間に17回の作品展示会を開催した。小生も創設メンバーとして参加した、篠田嬢、高橋氏もオブザーバーとして参加。クレモナから菊田君や古い仲間たちとの、コミュニケイションをはかった、榊原紀保子先生、植草ひろみ先生、の活躍、J-COMのMC、山縣君も司会者として頑張っていた。なかなか良いパーテイーであった。
小林さんの”ガスパロ・ダ・サロ”制作記3公文研究所の、オーナーである小林さん、何人もの東大生を輩出しているという。そんな仕事をしながら、趣味のヴィオラを創る・・・。工房是の”創って弾く”を実践してターヘー楽団のヴィオラ弾きとなる・・。C字コーナーのブロックまげから貼付まで一気に進んだ。
菊池さんの”DAVIDOV” 制作記514年かけ、ここまで到達モールドの中身を贅肉を取るように削いで行く。まず、ボタンの整形、ブロックの微妙な調整、丁寧に仕上ていく。先が見えてきたので氏、大満足・・・・。
三田さんのピエトロ・ジャコモ・ルッジェーリ制作記69じっくり丁寧に創る三田さん、ようやく完成の域に入ってきた.地板を除いて完了。いよいよ中身のモールドを外す。4年越しの完成にもう一歩と迫る。中身のあんこを、のみカンナ、のこを使い丁寧に外す。さあ!次は地板貼付で完成である。
STRAD "savionari"制作記3米山先生は、丁寧で繊細!!、長台カンナを駆使しハギ面をじっくり創る。小生もまねして天板の表、裏面の削り、長台カンナ使用してハギ面の微妙な合わせ、膠塗も30°の室温、60℃の膠温度 チェロ創りよリ違う面で難しい。