中込さんの”Titian”制作記9氏、だいぶ確信に迫ってきた・・・。天板を順調に削っていた。あれ???、なんだこの穴はーー、イタリーからの直輸入の虫だ―――。虫食いは、50年たったこの材料に巣くっていた、当然で発見できなかった。やり直しとなった。
中込さんの”Titian”制作記8氏、理科、物理の先生。実験室があるという、そこを何とか工房にして、作業(自宅)空間ができる。ヴァイオリン制作の根幹である。自宅(作業)工房で削ってきた地板、ポスターからトレースしたアーチ表、これをバルサ材に写す。まずロングアーチを完璧にし、C字バウツを決める。これで大体のV...
中込さんの”Titian”制作記7高校の教師である、氏だんだん慣れてきた。基本直角、平面、水平をきっちり守っている。仕上がった地板のハギ。完璧に出来上がった。モールドから5mmのワッシャーを使い輪郭をつける。バンド・ソーで切り抜き、Titianの黄金率通りに等高ラインを描き出す。ボール盤でレシピの高さを開け...
中込さんの”Titian”制作記68月7日の10回フェアーに向け急いでいる。原型のモールド直角、平面、垂直、すべてを完璧にし、自信をもって、”ハギ”に移行。クランプで完璧に固定した・・・・。しかし?? 接着面に少しではあるが密着できてない部分発覚1からやり直しとなった。この作業を完璧にしないと後々後悔する・・。
中込さんの”Titian”制作記5氏、コロナ禍、毎週熱心に通ってくる。最初のモールド創りは、ジャンジャン先に進める。ライニング作業を終え、クランプで固定。その平面を徹底追及。カンセーーイ。さらに地板の選定。最高級を選び出し、2枚おろしを実行する。2時間ほどかけて完成。そしてこの”どや顔”・・・。
中込さんの”Titian”制作記4氏、8月7日に延期になった第10回手創り弦楽器フェアーに間に合わせるべくオミクロン禍通ってくる。アンダーヴァウツを膠で止め。いよいよライニング加工、削り、曲げ、貼付となった。いいペースを取り戻した。そして先生この”どや顔”となる。
仲込さんの”Titian”制作記3順調すぎるC字コーナーの仕上がりであったが??やはり順調の影があった。ブロックの削りミス3回、アンダーバウツの長さを間違えてぶった切る・・・・?1年発起、計算間違えを克服、見事に原状回復。どうにか?モールドの完成に近付いた。この芸術は失敗から見事な完成が生まれる。氏はその典...
中込さんの”Titian1715”制作記2中込さん、高校の科学の先生である。自作ヴァイオリンで生徒の前で弾くという計画。壮大な案で創っている。Titianから移したテンプレートを、合板に移し、モールドを創る。モールドにブロックを装着、メープルの横板をカンナで削る(1・1mm-1・5mm)しかし最近はドラムサンダーで...
中込さんの”ティティアン”制作記1新人、中込さんの登場である。高校の先生でヴァイオリニストである。”ティティアン”1715年を創る。ストラドの1番油が乗り切った年代である。ストラド社のポスターでこれだけ鮮明にレントゲン写真のあるポスターは珍しい。このパーフリング沿いをトレース、...