斉藤さんの”MARIA"制作記44氏、いよいよマリアの完成である。ネックの持ち手を整える、ペグの絃穴の開け、ブリッジの合わせ、カーボンを使い根元の合わせ、寸分違わぬ、フィッテイングが肝心である。魂柱入れは、小生も久しぶりに手伝ったが、戸惑ったがうまくフィットした。1年ぶりの完成である。そしてこの”どや顔”となる。
斉藤さんの”MARIA"制作記43カーマインレッド、いよいよ黒を混ぜたせいか、深みが増した。600番のウオーター・プルーフを使い凸凹を磨き上げる。さらに15,000のシリカゲルで表面をまろやかなつや消しになる。さあ!!完成である。来週はいよいよ音出しか?
斉藤さんの”MARIA"制作記42イエローを基本にした地塗りが終わる。さあ!色ニスの塗布作業である。ここまでくると、ヴァイオリン制作の充実感を感ずる。本チャンのカラーニス、赤を基調に黒を数滴混ぜる 深みの赤に仕上がってきた。来週はいよいよ音出しとなる?
斉藤さんの”MARIA"制作記43氏、会社社長である。もともと青山学院のACT(青山学院アートクリエイティヴ)創作のグループで映画も作っていた。そんなもともと芸術センスにあふれた生活スタイルが信条であった氏、いよいよ最後のニス塗り、好みのセピアに赤、黒を加え、ストラディヴァリ・ニスの秘密に挑戦している。
斉藤さんの”MARIA"制作記40いよいよ楽しいニス塗りとなる。先週塗っていた、目止め用のニスを完璧にはがす。地塗りのサンセットカラーの、元となる、GERV(黄色)を塗る。さあ!!いよいよ色ニスの調合である。赤、金茶、黒、と自分好みの色を調合する。ヴァイオリン創りの最高の楽しみである・・・・。ここから30回...
斉藤さんの”MARIA"制作記39斉藤さん、いよいよ最終コーナーに突入である。完璧に仕上げた”MARIA"に下地塗りのニス作業。今までの苦労が吹っ飛ぶ!!ニス塗りである。”どや顔”でニスに勤しむ・・・。トラ杢が、くっきりと現れる。
斉藤さんの”MARIA"制作記38いよいよ完成に近付いてきた。オリジナルの、ネーム・プレートを創り、永遠に自作ヴァイオリンを飾るプレートでそれぞれ、みんな個性を出す。丁寧にF字孔からのぞける位置に貼る。最後の楽しい作業である。いよいよ、地板を閉じホワイトヴァイオリンのカンセーーイである。1年半の集大成である。
斉藤さんの”MARIA"制作記35いよいよ”MARIA"の完成が近付いた。マリアのモールドを外す、今まで子のモールドが頼りであった・・・。のこ、鑿、すりでブロックを整え、われ防止のパッチを整然と並べすべての内部が完成した。そしてこの”どや顔”となる。