”まーいっか”がこの制作ではつきものの言葉である、どうしても追及してた技術がこの辺が妥協だ！！となる…？氏はそれを許さない。徹底追及の姿勢である。ボディとの接点に、ポツ単位の隙間があると、それを許さない。やすり、ノミ、を使って克服やったぜの”どや顔”であった。

いよいよ矢野さんも、迫ってきた。８月１２日の展示会に向けみんな急ピッチで進める。閉じたらできない。表板のテーパーを整える。膠作業を手早くこなし、クランプで止める。来週はネックが着く。やったー！”

地板のハギ奇麗にできた。美しいトラ杢が浮き上がった。ここから音の根幹、地板のアンジュレーションに挑戦だ。これぐらいのトラ杢。小生が４０年前、クレモナのモラッシー工房から仕入れた最高のメープルである。同部位のメープル材を使ってネックの完成を見た。もう少しだ・・・。

デルジェスはC字のメープルが逆反転するなど結構アバウトに創る？。矢野さんそっくりコピーする。ブロック、側板、ライニング、等自宅工房の威力を発揮、あっという間にここまで到達。さらに天板、地板のハギも成功。この”どや顔”となる

氏も江ノ島に自宅工房を設け抜群のスピードで上がってきている。グスタフマーラーのヴィオラを完成、デルジェスのBrusilowのヴァイオリンを手掛ける。ヴィオラ2台ヴァイオリン1台、4台目のヴァイオリン。手慣れたものである。今度の資料は、デルジェスの内部レントゲンが収録されてい...