武江さんの”IL・CANNON"制作記37慎重派、武江さんじっくり構えて進む。ボデイは、ほぼ完了いよいよ個性の出る、ネック創りにかかる。スクロールの微妙な溝、左右のシンメトリー、かんざしにならないようにバランスを見る目線。ここが一番気を遣う部分である。
中込さんの”Titian”制作記9氏、だいぶ確信に迫ってきた・・・。天板を順調に削っていた。あれ???、なんだこの穴はーー、イタリーからの直輸入の虫だ―――。虫食いは、50年たったこの材料に巣くっていた、当然で発見できなかった。やり直しとなった。
Yさんの”MESSIA" 制作記完成編1年の苦節を経て、メシアの完成である、氏は、長年ヨーロッパを仕事のテリトリーとして頑張っていた。そんな折、オックスホード大学、アシュモリアン博物館に見学に行った。そこにこのメシアにあった。あこがれのメシアを制作。めでたく完成の運びとなった。音も近来になく、工房中に響き渡った...
万里さんの”ALARD”完成編万里さん苦節1年、ALARDの音出しカンセーーイである。ブリッジの角度、1・5mm、2・8mm、4mm、の厚みを維持しやすりで調整、装着。さあ!!音出しだ、馥郁たる高音、腹に響く低音。満足のいく仕上がりであった。みんなの祝福の拍手。万里さん最後の”どや顔”であった・・・。
中込さんの”Titian”制作記8氏、理科、物理の先生。実験室があるという、そこを何とか工房にして、作業(自宅)空間ができる。ヴァイオリン制作の根幹である。自宅(作業)工房で削ってきた地板、ポスターからトレースしたアーチ表、これをバルサ材に写す。まずロングアーチを完璧にし、C字バウツを決める。これで大体のV...
カリンさんの”Titian”制作記27本格的職人を目指お嬢、取り組み方が半端ない・・・。ロングアーチをばっちり決め、Cバウツのアーチもポスター通リ、創ったゲージそのままのアンジュレーションに仕上げた。いよいよ、最難関パーフリングにかかる。カッターで丁寧にガイドをつける。小刀で1・8mmほどの溝に仕上げる・・・。...
Yさんの”MESSIA"制作記完成編1年の長きを経て、いよいよメシアの完成である。蟻加工の計算違いで生じた角度、すっかり是正、いよいよ音出しとなった…。篠田さん、上岡さん、もその馥郁(フクイク)たる音に感激の拍手。してやったりの!Y氏でした・・・。
Yさんの”MESSIA" 制作記33Y氏も、千葉大のオケで頑張っていた・・。ヴァイオリニストである.。完璧に仕上げた、メシア、魂柱を起て、ブリッジを創り、絃を張って…。すばらしい音の完成である????ところが、ネックの”蟻加工”でちょいとミスった。角度をやり直し今度こそ、完成。剥がした後をニスでカバ―。来週は...