デルジェスのIL・CANNON”過去挑戦者の多い名器果たして
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上村さんの"DE・MUNCK"制作記26
いよいよ最後の難関ネックの蟻加工である。2㎜内側をのこでアラどり、やすりで追い込んでいく。やったー!!寸分違わずボディに食い込む。完成真近!チェリストの奥さん、娘さんの笑顔が見える・・。ボデイーから55㎜、ネック付けね19㎜-21㎜、ブリッジ87-92㎜MUCNKの仕様に合...


游さんのMESSIA"制作記8
丁寧、一生賢明、まじめ、徹底的、この代名詞が游さんのモットーである。弦楽器制作の基本。それを地で行くのが游さんである。側板を張るのにも”まあ!一いっか!”が絶対にない。完璧に張り上げ、毛引きでライニングを創る。クレモナのモラッシー工房で仕入れてきた100年前のライニング材を...


瀬川君の”DAVIDOV”制作記26
さあ!地板の表が完成。いよいよダヴィドフの根幹、かのヨー・ヨー・マがバッハの無伴奏チェロ組曲に使う手法親指の角度決め!その遠謀な点をこの時点からきめる・・。大事な4・75ポイント。絶対に貫通しない厚みまでゲージを下げる。先輩の職人が何度も貫通させた。K君慎重に決める。カンナ...


武江さんの”ROMANOV"制作記19
アンドレア・アマティーのromanovをコピーし, スパッラ(肩掛け、ヴィオロンチェロ)を創っている。”ROMANOV”が寸法もピッタリ合う。モールドを創り、天、地板を型に合わせ、オリジナル武江風”スパッラが出来上がってきた…。アンドレア・アマティ―が生まれた16世紀初頭、...


丸岡さんの”TESTORE ”制作記26
丸岡さん、パーフリングコンパスで1・4㎜のトレース、パーフリング作業が完了。慎重居士の氏この作業はやっと納得の完了であった。カルロ・ジュゼッペ・テストーレは、そのラヴェルに特徴があると、言われる。つまり、一族郎党をそのラヴェルに盛り込んである。その内容とは、ラルゲ地区に住ん...


万里さんの"BETTS"制作記26
ライニングを完璧に張り、いよいよ天地板の表面を左右均等、最大厚4・5㎜に小 カンナ、のみで攻める。お嬢、1作目ガルネリ・デルジェスの”ALARD”を作った。2台目で余裕をもって、BETTSに挑戦している。等高ライン引きも自在に操り、表面から等高ラインが解る・・・。内側、デル...


三浦美樹さん”バロン・クヌープ”制作記21
美樹さん、イギリスの収集家、クヌープ男爵の愛用ヴァイオリンを作る.ということで苦節20年自分なりに試行錯誤、やっとここまでたどり着いた、もともとヴァイオリン、チェロ、をこなす弦楽器奏者。パーフリングの域まで到達1・4㎜の素材を2㎜の深さに彫り込む。パーフリングコンパスで線引...


三浦さんの”クライスラー”制作記26
三浦さん、天地板ほぼ完成、いよいよ、個性の発揮場所ネックの仕上げにかかる。先祖伝来の血がルーツにあり、倉庫の隅にあった、おじいさんの彫刻刀を使いみごとな、さばきを披露した。


岡部さんの”HUBERMAN”制作記
celloでNo.1の評価を得て、ヴァイオリン素材を獲得。それで2台目ヴァイオリン”ヒューバ~マン”を創ることになった。ストラディ社のポスターでレントゲン写真の乗ってるものはなかなかなく再密度を誇る岡部さん。STRADのヴァイオリンを徹底追及するという。


追悼!八木先生
この笑顔が忘れられない!!、この笑顔で当工房に突然現れた。ヴィオラの音で”浜辺の歌”を聴きヴィオラを創りたい!!。今までこういう動機の生徒はいない!その動機に惚れSTRAD"アルキント"を制作することになる。医師になると東大医学部に入学。ものすごいパワーを感じたものである。...
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