菊地さん、パーフリングに挑む。もともとは、最初の持ち主コッツイオ・サラヴ―エ伯から”サラヴ―エ”と命名されていた。ヴァイオリン・ハンタータリシオに渡り、さらにヴィオームへと渡っていった節に、ヴィオームがタリシオさんあなたのストラディヴァりは13年たっても現れないじゃないか、まるでメシアみたいだと叫んだという。ここから”サラヴ―エ”は”メシア”と呼ばれるようになったという。以来ヒル商会が買取、現在はオックスフォードのアシュモリアン博物館に寄贈され、現在に至っている。今でも誰も触っていなかったため昨日ニスを塗ったみたいに光り輝いているという。メシアのパーフリングは普通よりエッジ側に切られている、はたしてこの微妙なラインを、氏、そっくりにほれているか???
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