古川氏のSTRAD”DE・MUNCK”制作記23 パーフリングの埋め込み作業、相当な神経を使って掘り込みを正確にしないときれいなラインにならない。氏必死の形相で挑む天板を蒸気ではがし、掘り込みやすくして切れるナイフを使う。ニカワを入れてパーフリングを仕込むさらにアルコールランプで丁寧にあぶり、メルト状態にして至極C字コーナーの出来上がりである。
パーフリングの埋め込み作業、相当な神経を使って掘り込みを正確にしないときれいなラインにならない。氏必死の形相で挑む天板を蒸気ではがし、掘り込みやすくして切れるナイフを使う。ニカワを入れてパーフリングを仕込むさらにアルコールランプで丁寧にあぶり、メルト状態にして至極C字コーナーの出来上がりである。
大内さんの”ALCHINT"制作記3今日は大内さんの分解型のモールドを紹介しよう。ふつう何台も同じ型を使え厚みだけ変えるとか、アーチだけ変えるとか、みんないろいろ苦労する。面白おじさんは、考えた、簡単に分解できるモールドを創った。見事に簡単に外れるモールドである。さすが4台目のアルキント、マエストロとなった氏...
篠田さんの”HELLIER"制作記29(音出し編)お嬢、感激のシーンが訪れた。ストラド作品今現在最高値の25億円と言われる、インレイドヴァイオリン”ヘリエ”の音出しの瞬間である。ペグの穴あけ、ブリッジの装着、絃をG,D,A,Eの順につないでいく。この瞬間が、作家のワクワク感をゆする・・・。工房中響き渡る高音、朗朗たる響きの...