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古川さんの”クライスラー”制作記33
古川さん、チェロ1台、ヴィオラ1台、ヴァイオリン1台、とクアルテットを制作してきたがいよいよ完成のときが来た。ストラディヴァリも、別名”サンライズ”、”パガニーニ ”の2セットがあるだけである・・13年”メシア”14年”ブラザー・アマティー”15年”DE ・MUNCK”と完...


古川さんの”クライスラー”制作記32
古川さん、クアルテット制作最後の4台目作品”クライスラー”の制作完了である。ネックを膠付け、いよいよ完成である。和美先生に弾いてもらう、デルジェス”クライスラー”氏が唯一弾ける”初恋”が朗々となる。


古川さんの”クライスラー”制作記31
氏、満足いくニスの仕上がりでご機嫌のペグ取り付け。リーマーを操り左右、前後のバランスを見ながら掘る。ペグリーマーで太さ調整。アッパーサドルの微妙な長さ設定。うまくいった?ところが指板をつける段階で?失敗!早く終わっておいしい酒を!と思って急いだ。指板を削りすぎ。来週やり直し...


古川さんの”クライスラー”制作記30
氏、このクライスラー制作でクアルテットの完成である。ストラディヴァリもパガニーニ、サンライズの2セットのみである。氏の制作過程を見ると、2011年に”MESSIA”ヴァイオリン、に始まり12年、ブラザー・アマティー、ヴィオラ、13年、”DE・MUNCK”チェロ、現在の”クラ...


古川さんの”クライスラー”制作記29
先週の怪我も癒え、元気に登場である。まだ包帯の跡があるも、いよいよ最後の工程目止め塗からニス塗に入る・・・。そのあと30回のゴールド・ブラウンである。


古川さんの”クライスラー”制作記28
順調にクライスラーのホワイト完成である。指板の裏表の微妙な調整。さあ!来週はニス塗に入る、表面の汚れ膠後をきれいに調整する”好事魔多し”のたとえがあるが完成真近。1年前の小生と一緒で,のみで指をついた。けがをする。よくあると言ったらそれまでだが、完成近いころは本当に気を付け...


古川さんの”クライスラー”制作記27
古川さんも徐々に完成に向かって進んでいる。裏板を閉じるまえにエンド・ピンの穴を、開け、ラヴェルを張り、クランプで閉じる。これで念願のクアルテット(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1)が完成する。11年12月から、苦節7年にわたってストラディヴァリでさえ2セットしか創ってい...


古川さんの”クライスラー”制作記26
古川さんネックを取り付け、地板を張り付けるべく周辺をきれいにする。愛用の燕三条で購入した、小のこを使ってはずしていく。大体外したところで小のこが”ぼきっ”折れた。ああ・・・。


古川さんの”クライスラー”制作記25
フリッツ・クライスラーは“愛のあいさつ”"愛の喜び””愛の悲しみ”などの名曲がある。デルジェスの1715年作はクライスラーが愛用したことで”クライスラー”の名称がついている。膠、テープあとの汚れをきれいに落としまっさらなホワイトヴァイオリンを現出、エンドマクラを貼付、地板を...


古川さんの”クライスラー”制作記24
氏、大分出来上がってきた。ネックの仕込み、アリ加工が難しい。大体の仕込が出来てきたら、中身のあんこ(モールド)を外す、準備をしながらアリに押し込む・・。さあ!!出来上がりも近い。


古川さんの”クライスラー”制作記23
古川氏、大胆かつ荒い制作態度であるが、さすがにネック仕込は丁寧に繊細に挑んでいる。これを間違えると全部最初からやり直しとなる。仕込角度83°、天板から6mm、地板、側板から6mm、角度を保ってのみを使う。


古川さんの”クライスラー”制作記22
古川さんも完成に近付いた。天板をモールドにはめ込む。ピンを指し、 ネックを仕込むために角度を左右上下ともにきっちりと決める。氏、大分手馴れてきた・・・?


古川さんの”クライスラー”制作記21
古川さん、バスバーの制作に入る。天板の端からバスバー材を取る。出来るだけ同種の材がいいという・・。天5mm-地7mm粗削る。さらにチョークを天板に塗り、擦り合せ、赤くついたところを小カンナで落とし、ぴったりフィッテイングさせる。氏、3台目の実績でいとも簡単にフィットさせた・・・。


古川さんの”クライスラー”制作記20
天板の出来上がり、F字孔の掘り込みにかかる。クライスラーのFは左右のシンメトリーがずれている。いかにもデルジェスらしい、特徴と言える。そんなFをトレースする、ほんとなら左右をその通リにコピーするところだがセオリー通りで片方を反転させ、全く同じ形に削ることにする?


古川さんの”クライスラー”制作記19
天板のF字孔制作。表側を完璧に仕上、クライスラーのF字孔をトレースする。さらに通称”えくぼ”をつけるため彫刻刀で掘る。いよいよ天板ができあがってきた。 ”えくぼ”を掘る


古川さんの”クライスラー”制作記18
自宅工房でじっくりパーフリングの溝を掘ってき自宅工房でじっくりパーフリングの溝を掘ってきた。4台目となるとさすがに手慣れてきた?パーフリングを完成。ゾノ先生のチェロレッスン。2月3日の、展示会ではエーデルワイスの合奏を弾くという。ヴァイオリンは和美先生、チェロはゾノ先生、7...


古川さんの”クライスラー”制作記17
4台目となると、自由に削り、切り、磨き、ができる。パーフリングの溝を切りクリーナで底をきれいにしチャンネルに仕立てる。


古川さんの”クライスラー”制作記16
4台目となると慣れたもの、ジャンジャン自分のペースで進む・・・? パーフリング・カッターを使い、丁寧にⅠ・2mm幅Ⅹ1・5mm深の溝を掘る。いよいよ、完成に近ずく。70の手習いで始めたヴァイオリン、和美先生に2年ほど習い”初恋”を極めた。さらにチェロも習い。同じ”初恋”を弾...


古川さんの”クライスラー”制作記15
氏、4台目のVNに挑む、完璧にプロの境地に達している。アジャスターをはさみやすり、かんなで出幅をそろえる。2・5-3mm幅を均等に保つ。さらに表面裏面とも5-7mm幅を保ち、パーフリングのためカンナで平面を創る。


古川さんの”クライスラー”制作記14
古川さん、VN制作だけではなく油絵、ほかいろいろな芸術に挑戦している。クライスラーの箱が完成し、完成出幅を仕上2・25mmにすべくアジャスターを使って、先ず4mm幅にし。見当ピンを打つ。さあ!!最難関パーフリング作業が待っている・・・。


古川さんの”クライスラー”制作記13
古川さん、中々のペースで進んでいる。パーフリング作業のため、地板表面の凸凹を写光線を当てながら小カンナできれいに整地する。出幅完成時は2・25であるが4mm幅に統一してクランプでしめる。これをしっかりやらないと、後々大変な苦労をする・・。 SMLXL


古川氏の”クライスラー”制作記12
パーフリング作業のための下準備をする。クアルテット制作はSTRADでも2セットしか創ってない。氏、もそれを狙って制作に励む。地板をボディにつけるために、ボタン部分、C字部分を念入りに整形する。あっという間に終わった。大分要領をつかんできた。ゾノ先生によるチェロレッスン嬉々と...


古川氏の”クライスラー”制作記11
氏、手慣れたもので、地板の削り、難なくこなしている。エッジの直角を整え、いよいよ本格的”クライスラー”のアンジュレーションに挑む、天板の出幅をバンドー・ソーを使って、2・25mmに揃える。モールドに装着、パーフリング作業に向かうための準備とする。


古川氏の”クライスラー”制作記10
着々と進んでいる、古川氏,地板のガイド・ホールあけから荒削りに進む、かんな、ひらかんな、小カンナを使ってあっという間に仕上げた。ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、との実績はすごい、自信をもってクライスラーの音に挑戦である。


古川氏の”クライスラー”制作記9
氏いよいよ最後のクアルテット作品。デルジェスの”クライスラー”に挑んでいる。ボール盤でクライスラーの設計図通りにガイド・ホールをあける。ここから、クライスラーの美しいボディが現れる。


古川氏の”クライスラー”制作記8
氏、ヴァイオリン(MESSIA)、 ヴィオラ(ブラザー・アマティー)、チェロ(STRAD The・Munck)、3台仕上、最後のクアルテット制作完了のため、クライスラーを創っている。デルジェスの傑作で1733年に制作されたという。氏、今ライニングを完璧に仕上それに元ずく、ア...


古川氏の”クライスラー”制作記7
7mmのワッシャーで輪郭を取りバンド・ソーで切りぬく。4台目となると手慣れたもの・・・?。氏すっかりマエストロ気分。スプルースのグレーンが美しい。


古川氏の”クライスラー”制作記7
アンダーのライニングを終え、7mmのワッシャーを使って大きめにボデイーをトレース、バンド・ソーで切り抜く。話は違うが、ワインは熟成して十分な香りを得られるまで年月を要し特に最高級の赤ワインは1番長い年月を要す、ヴァイオリンも熟成し十分な響きとしなやかな音の美しさが出せるよう...


古川氏の”クライスラー”制作記6
古川氏、なれたもので側板をあっという間に曲げ接着する。さらに、ライニングを1・5mmに整え、装着、4台目となると手慣れたものである。・・・?


古川氏の”クライスラー”制作記5
”DE・MUNCK”を仕上げ、クアルテット制作、最後のVNデルジェス ”クライスラー”に挑む。以前から継続していたC字コーナーの厚み1・3mm-1・5mmに整え、ヴエンディング・マシンで曲げ、装着。さらに以前に開けたペグホールが曲がっていたと、穴をあけ象嵌する早くもリカヴァ...


古川氏の”クライスラー”制作記3
DE・MUNCKの制作を終え、クアルテット制作の最終段階”クライスラー”の仕上げにかかる、ストラディヴァリでも二組しか創ってない。 スパニッシュ・セット、パガニーニ・セットである。古川さんすっかりストラディヴァリの向こうを張って最後のヴァイオリンを創る。


古川氏の”クライスラー”制作記4
クアルテット制作の最後デルジェスの”クライスラー”に挑戦している。集大成の作品かなり今までと違い念入りに作っている。ハギの具合を丁寧に1mm-1・2mmに隙間を開ける、さらに直角を保ちはたがねで止め表、裏側とも完璧に閉じ、難関ハギを完了した。


古川さんの”クライスラー”制作記2
まず”DAVIDOV”の ニス塗りが最後のROT調整で慎重に塗っている。ここが氏のこだわりでもっともっと加色加減を調整する。これは大事なことで、最終的色の仕上げは丁寧に見ながらやる。さらにクライスラーのハギ加工、地板は仕上がったが、天板のヴァ―ティカル、平面だしで苦闘してい...


古川氏の”クライスラー”制作記2
カルテット制作(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)の最終段階デルジェスの”クライスラー”に挑む、表板のハギ。平面出し、ヴァ―ティカル出し、相当時間をかけて完了。大分手が上がってきた・・・・?ハギが出来上がり安心して、チェロの練習に取り組む。カルテット全部で”初恋”を弾く??が...


古川氏の”クライスラー”制作記1
デルジェスの”クライスラー”を創ることになった。これで古川さんクアルテットの完成となる。ストラディヴァリでさえ2セットしか作っていない。 記録に挑む。まず、スプルースを半分に切る、半分にしたらハギ加工に入るがこれが前半の難関。平面、直角、水平、すべて完ぺきに削らなければなら...
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