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「第11回 手創り弦楽器フェア」の様子を動画で公開しました。
今年はヴァイオリン16台、ヴィオラ7台、チェロ11台と計34台もの手創り弦楽器が集結し盛会でした。全ての楽器・演奏を紹介することはできませんが、開催の様子を撮影したので雰囲気だけでも感じていただけたらと思います。
どの楽器も非常に完成度が高く、自身の手で創り上げた弦楽器の音を最高の状態で聴くことの喜びを分かち合えたらと動画を公開いたしました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。


斉藤さんの”MESSIA"制作記29
氏、先週、高校の同窓会に、出席。創ったメシアの美しさにみんなからほめられたという・・・昔のやん茶坊主がヴァイオリン制作家になってあらわれた。想像に値する。さて天地板ともパーフリングの溝堀が終わった。来週からヴァイオリンの美の根源パーフリングをフィッテイングする。
2 日前


三浦さんの”Saveuse”制作記1
三浦さん、サックス奏者である。毎日鎌倉山のてっぺんで練習している。樹々や動物たちにはなやかな”おと”を聞かせている。サックス以外に、好きな楽器、チェロだそうで、ヴァイオリンの次はチェロを創るということでSTRAD”Saveuse”のポスターから、トレース。ストラドの通常のチェロに比べ12mmほど小型になっている。某貴族の奥方のために創ったという説がある。さっそく、3mmの合板にトレース。あっという間に、テンプレートを作成。早い!!当分完成真近のクライスラーと同時進行するという。
3 日前


田中さんの”スリーピング・ビューティー”制作記6
田中さん、自宅工房でC字コーナーのブロックを創り上げてきた。エンド、アッパーブロックも仮付け。難関C字部分の制作にかかる。昔は、スタンレイ(西洋押しカンナ)で削っていた、最近は、女性、年配者にはドラムサンダーという便利な機械であっという間に1・5mmまでけずる。来週はこの曲げ加工に入る。お嬢がんばってーー!!
3 日前


岡部さんの”HUBERMAN"制作記18
氏、茶道の先生である。毎回生徒さんたちに自作の茶菓子をふるまう。我が工房でも毎回オリジナルのお菓子を作ってきてくれる。プロ以上のおいしさみんな感激していただく。氏が来るときはティタイムが待ちどうしいと!とみんな嬉々とする。つまりイッサイ何事にも手を抜かないところ、がこの弦楽器制作にもあらわれ、前回フェアーでチェロ部門で優勝を飾った・・・。 HUBERMANの故事来歴には、盗賊に盗まれたとある。それが30年ぶりに発見され話題になった。その作品を手掛ける。。。もう完全に出来上がってきた。次回フェアではフーーバーマンで優勝を飾れるか!?
4 日前


丸岡さんの”TESTORE"制作記
氏、ほとんど完ぺきにネックを仕上げてきた、双頭の鷲がテストーレ家のマークであるが、それらしき、ネックに仕上がってきた・・・。氏はブルーグラスのフィドル奏者で、明学学生のころからバンド活動をしていたそうである。自作のフィドルでWhisky...
4 日前


小川さん”ALARD"制作記3
小川さんもいいペースで進んでいる。今日はテンプレートからブロックにトレース。C字コーナーのブロックを削る。ノミ、小カンナ、やすりを駆使し直角水平を徹底追及して完成した。なかなかのスピード感だ!!自宅工房での作業のため定盤をつくる・・。
4 日前


佐塚さんの”バロン・クヌープ”制作記続2
佐塚さん、新幹線で通ってくる。10年前の作品の表板のアーチが弾いてみて、いまいち氏の感性と違うと・・。取り換えることとなった。今日は F字孔をあけるということになった。まず、ボール盤でガイドホールを開ける。さらに小バンド・ソーで寸分違わずF・ホールをを慎重に出す・・。
5 日前


田中さんの”スリーピング・ビューティ”制作記5
テンプレートからC字ブロックに写す。ポツ単位のずれも許されない。ノミ、小カンナを使い、並行、直角を厳守、うまくいったと満面の笑み。いいスピード感である。
10月6日


三浦さんの”クライスラー”制作記44
三浦嬢、ネックの具合をアッパー19㎜アンダー21・5㎜、ちょうど具合の良い太さにナイフを使う、1年かけてここまで来た、貫禄を感ずる!!来週は、オリジナルラヴェルの登場とともに、いよいよホワイトクライスラーの完成か?!
10月6日


斉藤さんの”MESSIA"制作記28
メシアのパーフリング大体終わり。前回創った”MARIA"のネックが不具合と言うことに気付き、修理をすることとなった。氏、何年も前から創っているため、すっかりマエストロの顔に!蒸気を使って見事に、指板を外す。削りなおして、ちょうど具合も良くなった。そういう具合も感じるようにな...
10月6日


上村さんの”DE・MUNCK"制作記36
岩手の観光大使をやっていて、なかなかチェロ制作に手が回らないらしい。奥さんも、娘さんもチェリスト…早くパパ制作の完成を見たい…、パパがんばる!!
10月6日


游さんの”MESSIA"制作記9
游さん、広東州に2ケ月帰郷、AIの仕事偉い忙しいようである。天地板のメシアが現れて来た。真面目なキャラクター真摯に取り組み、いよいよ形になってきた。
10月6日


田中さんの”スリーピング・ビューテイー”制作記4
まず切り出した14mmの合板合わせてヴァーティカルを徹底追及。35mmのステップ台を創り、あんことして上下板をねじ止めする。さらに、ブロックを精密に設計し設定する、テンプレートを上押、ブロックのかたち描き出す。こうして、チェロのかたちが見えてきた、、、。ここからスリーピング...
10月4日


丸岡さんの”TESTORE"制作記45
丸さんもネックの難関に挑む。この作業は本人の個性が出るところ・・。ミリ単位で角度、シンメトリー、バランスを見ながらそれぞれを出す。ボール盤でペグボックスのラフを掘り出す。双頭の鷲”ホワイトテストーレ”の完成真近である。
10月3日


三浦さんの”クライスラー”制作記43
ポツ単位の曲がりを完璧に修復、取り外した時の悲しい顔とは!別人、満面笑顔のやり直しとなった。指板角度87度、ボディからの20-21mm、完璧の仕上げ満足の笑顔。次の作業チェロ制作へと夢を飛ばす。まだまだ強敵作業ニス作業が待ってるぜョ。
10月2日


小川さんの”ALARD"制作記2
小川さん、2日目とは思えない機械作業をこなす。まず、8㎜の平行棒をドラムサンダーで創る。モールドのあらゆる角度、並行、をミリ単位で追求。ブロックを長さ、幅、角度、を保ちながら。モールドを完成させた。
10月1日


岡部さんの”HUBERMAN"制作記17
氏、茶道の師匠でもある。つきものの茶菓子の制作家でもある。毎月の茶道会にお弟子さんが来る。その際必ず手創りのお菓子を創る。今回もリンゴたっぷりのタルトを創ってきた。みんな楽しみにコーヒータイムでいただく・・。うまい!! さらに茶菓子のごとく、ヴァイオリンのネックスペースに黒...
10月1日


斉藤さんの”MESSIA"制作記27
念願のパーフリング作業に取り掛かる4mm外から、パーフリングカッターで1・2mmの溝を掘る。クリーナでナイフ跡の木くずをこそぎだす。いかに正確にこの溝を創ることが大事な作業となる。神経を注ぐことにより、きれいなパーフリングが出来上がる。
9月30日


田中さんの”スリーピング・ビューティー”制作記3
田中さんバンド・ソーをうまく扱ってブロックの溝堀を完成。ブロックの組み立てに入る。なかなかいいペースである。
9月23日


三浦さんの”クライスラー”制作記42
三浦さんいよいよクライスラーのホワイト完成か?気が付いた、どーみても取り付けたばかりのネックが?右に1mmほど傾いていると感じ始めた。一生使うヴァイオリン、そう思ったとたんやり直す・・。これは鉄則で気にして使うよりすぐ直す。デ 蒸気を使いネックを取り外し、再度やすりとノミを...
9月23日
鎌倉山弦楽器工房の制作日誌
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