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Cello
岡部さんの”DAVIDOV”制作記
DAVIDOV
Antonio Stradivari., 1712年制作
The Davidov Stradivarius (also: Davidoff or Davydov; Russian: Давыдов), is an antique cello made in 1712 by Italian luthier Antonio Stradivari of Cremona, Italy. It is very similar in construction and form to the equally famed Duport Stradivarius, built a year earlier and played by Mstislav Rostropovich until his death in 2007. The varnish is of a rich orange-red hue, produced with oil color glazes. Its owners have included Karl Davydov and Jacqueline du Pré, and it is currently used by cellist Yo-Yo Ma.
~WIKIPEDIAより引用~


岡部さんの”DAVIDOV" 制作記47(完成編)
最難関、魂柱の建て込みである、これは・・・・小生60年間トライ、トライであるが、難しい。氏初めてこの難関に挑む!!弦楽器作家として、音の追求、ストラディヴァリ が同じように300年前にこの瞬間を楽しんだはず!!、氏、必死にこの瞬間を共有した。ストラディヴァリの境地を体感した...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記47
岡部さん、先週完璧に開けたエンドピンホール。ふさがって帰ってきた、どうやら曲がってしまったようである。埋めなおし、開け直しとなる。この作業にはよくあることである 。開け直しを完璧にこなすのも慣れきったベテラン技の証拠である。さらに最難関、魂柱たてに挑む・・


岡部さんの”DAVIDOV"制作記46
氏、最後の追い込みエンドサドルの制作とエンドピンホールの穴あけである。氏、情報収集による、懸念。サドル・クラックの原因回避のため天板を1mm残す方法をとる。残さなくてもほとんどがクラックにつながらないが、普通は気ずかない部分であるが研究熱心な氏は徹底追及する。さらにエンド・...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記45
鉄人岡部さん、ついにカンセーーイ。みんなから拍手の嵐。なんでもこなす氏、まず茶人、お菓子パテイシエ、趣味はテニス、ゴルフ、ヨット、なんでもこなす氏にいよいよ、チェロ製作者の肩書が加わる。35ー40回塗りこんだチェロ、氏の努力が美しいハーゼ出現で癒される。みんなに祝福されこの...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記44
さあ!!いよいよ、好みのニス調合である。完成した仏像に“眼”を入れると同じで。さらに完成度を高める。どうやら赤に黒の調合を指向しているようだ。決めた色をここから30-40回塗り重ねる。今日は1-3回目の結果である。


岡部さんの "DAVIDOV"制作記43
!!氏、いよいよ最後の難関、ニス塗りである・・・・。当倍に無水アルコールで希釈し一気に塗る。チェロ製作で1番楽しい時間である。天、地板まんべんなく3-4回塗りこむ。ペグボックス、ネック裏、も丁寧に。表板のかくれていたハーゼ、裏板のトラ杢、くっきり出てきた・・・。得も言われぬ...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記42
氏、いよいよ最後のニス塗りに向け細部の調整に没頭する。ターヘー楽団の練習会で見せた氏の音、びっくりした、わずかな時間にチェロの音をマスターしてきた。ホワイトチェロの完成、大事なのはグレーン出し。スクレーパーで、冬芽を掻き出す。この作業が後々、何百年単位の結果を引き出す。”茶...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記41
苦節1年いよいよ大詰めに近付いた・・・。ネックの具合を確かめ平面をきっちり出す。さらにオリジナル制作のラヴェルを張る。300年後に開けられたとき、この人は?こんな人だったと判断される…。タイムカプセルのようなものだ、氏、相当力を入れ創ったラヴェルである。膠を塗り、アルコール...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記40
最後の追い込み裏板を閉じる前の、細かい作業に、丁寧に没頭する。ブロックの成型、ネックの地板との接点の平面だし、完璧に終わった状態から、エンドピンのガイドホール開け。さあ!!完ぺき次週は、いよいよ裏板を閉じる。


岡部さんの”DAVIDOV"制作記39
今日は久しぶりに茶人”岡部さん”手創りのパウンドケーキをいただいた・・・。今回のケーキ特に気合が入っていた。ウイスキーの味が2日酔いになじんだ!!さていよいよ大詰めに近付いたネック調整。蟻加工の角度が0・5mmほど合わない、氏懸命に合わせる。ポツ単位の追求、ケーキ創りの微妙...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記38
茶人岡部さん、茶道、テニス、お菓子、料理、チェロ製作、チェロ演奏、なんでもこなす鉄人。今度ゴルフで才能を発揮。鉄人の氏はゴルフのドライバーは100ヤードおいていかれる力を持っている。万里さんのドライバーにも度肝をぬかれた。肝心のDAVIDOV,最後の難関、ネックの蟻加工、ノ...


岡部さんの”DAVIDOV" 制作記37
茶人岡部さん、いよいよ確信に迫ってきた。当工房のやり方として、天板を閉じてからネックのアリ加工を推奨している。これは、きっちりとクランプ作業が出来るという理由である。作家の主張、ラべリングについて・・・。個性を何百年と残す作家のオリジナリティ。それぞれ独自のデザインを創る。...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記36
茶人岡部さん、最後の追い込み最難関のネック付けに挑む・・・・。バスバーを完璧装着。内部の余計な贅肉の完全撤去、さらに紙やすりで一テンの凹凸をなくする。天板の装着完了。いよいよネックの”蟻加工が始まる・・・。


岡部さんの”DAVIDOV"制作記35
氏、いよいよチェロ創りの確信に迫ってきた・・・。音の根幹バス・バーの削り装着である。茶人の氏が一番音の追求に迫れるのではないか?と思っている。チェロの音色、というのは”わび、さび”のこころのような気がする?と思うのは、小生だけではないと思う。ストラディヴァリもジャポニズムの...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記34
茶人岡部さんもオミクロン禍を何とか、無事過ごし、まだまだ油断はできないが、天、地板とも完璧に作り上げた。自宅工房の威力を発揮してきた。天、地板完璧に仕上がった。音の根幹、バス・バーの制作である。レシピ通リの高さ、幅、厚み、スタンレーで仕上げ。いよいよ完成に近付いた・・・。


岡部さんの”DAVIDOV"制作記33
鉄人、岡部さん肋骨のヒビものともせず、順調に進んでいる。裏側の深さアンジュレーションをレシピ通りに書く。ボール盤で害h-るを創っていく。いよいよダヴィドフの厚みを完成させる。順調だ!!


岡部さんの”DAVIDOV"制作記32
岡部さんの多趣味には驚く。茶人、テニスプレーヤー、チェロ作家、チェリスト、茶菓パティシエ、画家、ゴルフ、今回は、小生のホームコースでゴルフとしゃれた。同伴は倉沢先生、岡部さん、万里さん、みんな張り切って湘南カントリーに来た…。ところが湘南地区ドカ雪となった。ハーフで切り上げ...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記31
茶人岡部さん、いよいよ難関パーフリングにかかる。パーフリングカッターで溝を創り、ナイフで深さを追及する。時間をかけ丁寧に入れる。今日も又。茶人岡部さんの茶菓が到着、わざわざ奥さんが届けてくれた。毎回楽しいお茶タイムである。谷口さん、大内さん、茶菓のおいしさに舌鼓み。さて岡部...


茶人岡部さんの茶菓シリーズ
茶人岡部さんをフューチャーしよう。氏は、シルバータワーの東大卒である。水については文部大臣賞を取ったくらいの博士である。そんな博士が実はお茶菓子のパティシエであったいろんな才能を発揮し、今や、日本では数人しかいないチェロ作家でもある。そんな鉄人が、毎週チェロ制作の合間を見て...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記29
茶人岡部さんの茶菓。ジャンジャン美味くなってきた。毎週金曜日がみんな茶人のお菓子を待ち焦がれるようになった。チェロを創り、チェロを弾き(最近盛装して撮った)、テニスは優勝、ゴルフはうまい、よく時間があると感心する・・・。鉄人にも漏れはあった。完璧に仕上げたチェロの裏板に剥が...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記28
氏の肩書には、茶人、茶菓作家、鎌倉ローンテニスクラブ優勝者、チェロ作家、チェリスト、まだまだあるらしいが徐々に紹介していこうと思う、それほど多彩な人である。今日は残念初老人集会であった。若い女性が必ず茶人茶菓めがけて来房するのであるが今日は初老3人であった。倉沢さん、美味し...


岡部さんの”DAVIDOV" 制作記27
茶人岡部さんの茶菓。みんな金曜が楽しみになってきた。どんな手創り茶菓が来るのか、ワクワクしながらテイータイムを待つ・・・。今日は仕上がった天、地板を接着、さらに完璧を期すため固定する。徐々にチェロの姿が見えてきた。


岡部さんの"DAVIDOV"制作記23
鉄人岡部さん、今度は鎌倉ローンテニス・クラブの大会で優勝したという。なんでも一流にこなす氏である・・・。天板の、周囲を間断なくやすり、ノミ、カンナで整える、この辺の創作意欲はなかなかのもので、徹底追及する、しかも余裕をもって挑む、小生にはまねできない・・・・。


岡部さんの”DAVIDOV"制作記22
茶人、千利休、秀吉の大河ドラマ、を見るとなんとなく納得できないドラマ構成が見える。小生なら?利休は、迎合すべきと感じるが。チェロ制作は、まあいいかは絶対ダメ!!岡部さん、すごく追及している データ、ここは妥協なしの追求を望む!!輪郭をできるだけ正尺に近付ける、モールドに接着...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記21
女性軍が嬉々として喜ぶ茶菓。今日は男性軍しかいなかったが、みんな、うまい、うまいと感動しきり・・。女性軍心配するな!!、茶人自ら女性軍のため、冷凍してくれた。楽しみは来週のこころだ!!岡部さんのやさしさである。天板の仕上げに、小カンナを使い6mmの出幅を整える。


岡部さんの”DAVIDOV"制作記20
うまかったー、のみすぎたーーー。茶人岡部さん、またまた美味しい茶菓を創ってきた。なんでもできる、氏にみな感動しきりである。そんな茶人岡部さんにも失敗があった。ネックを仕上げる途中穴が開いた。まあ!!よくあることだが…。これをいかにリカバリーするかに茶人の技が出る。幸い空いた...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記19
茶人岡部さん、今日の手創り茶菓は桜餅ともなかであった。毎回みんな楽しみのティータイムである。さらに、今度はテニスマンとして、鎌倉の大会で優勝したという・・・。万能の氏である。制作のほうは、ネック制作にじっくり時間をかけている。ネックはまさに、制作者の顔でアリ、個性が一番出る...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記18
氏は、すべてに一流の仕事をする。特に茶人、が、愛する茶菓、庭になっている、クリをお菓子に使ってマロンタルトを創ってきた。お茶タイムにみんなの顔が和む、素晴らしい味であった。ダヴィドフのネックも計算通リ、設計通りに仕上がってきた。ブラボー・・・。氏、のりまくって、チェロレッス...


岡部さんの”DAVIDOV"制作記17
茶人岡部さん、ゴルフに、テニスに、審判に、茶菓創りに、チェロ創りに、ものすごい人である。小生の100人になんなんとする弟子の中で、NO・1の多彩な人である。最大のオリジナリティーを発揮するネックの形状である。ストラドが、ものの本に書いている楽器の個性はネックにあるとのたまう...
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