top of page
武江さんの”IL・CANNON"制作記55(完成編)
氏、コロナ禍4年の歳月をかけて”IL・CANNON"の完成である。氏はターへ楽団のコンサートマスターであるが、いよいよその、実力発揮というところに来た。小生、倉沢先生もご相伴に預かり、試奏した。高音のきらびやかさ、低音のずしっと腹にしみる音、何台も創ってきた実績から、ガルネ...
武江さんの”IL・CANNON"制作記49
先週、ネックをつけさあ今日は音出し完成会だ!と思ったが、あれあれ、また指板を外している。指板のつけ方が甘く隙間があるという。慎重居士の氏、やり直しを選択。来週以降の音出しとなる・・・。
武江さんの”IL・CANNON"制作記48
氏、ペグの具合がA線とD線が微妙に接触するということで、ホールの開け直しとなる、開け直し後、ポツ単位の角度、位置開ける見事成功。絃を張り終え、いよいよ音出し。小生も試奏、低音、高音、見事なヴァランス実に4年がかりの制作完了である。氏のほっとした笑顔が印象的であった。ターへ楽...
武江さんの”IL・CANNON"制作記47
氏、自宅工房でカーマインレッド、10回塗って満足の色に到達。エンド・ピン、ペグの均等な、リーマー作業終わっていいよいよキャノンの完成に近付いた。来週は待望の4年にわたる苦労の集大成、音出しである・・・。
武江さんの”IL・CANNON”制作記46
先週仕上がったメ止めニスを使って、下地塗りをする。小、中の筆を使い分け、丁寧に塗る。これが、このニス塗り制作過程において重要なポイントとなる・・。下地をきっちり創ることによって、将来の色ニスの生きざまに左右される。完璧に下地塗りを終えた氏、次は、せっかく縫った、メ止めニスを...
武江さんの”IL・CANNON”制作記45
ネックを取り付ける、象牙は輸入困難。然しマンモスの牙は割と入手しやすい。氏、それをアッパーサドルに使用。完璧なネックの完成である。さあいよいよニス塗りの工程に入るが・・・?まず目止め用のニス作りに入る。サンダラック、コーパル、シェラック、ホワイトコーパル、レージン、ベネチア...
武江さんの”IL・CANNON"制作記49
武江さん、アッパー・サドルをサドルマンモスの牙で作り上げる。塗りのための下準備にかかる。謝光線を当てながら、細かいアンジュレーションをスクレーパーと紙やすりで出す。さらにネック付けのため角度、厚み、傾斜、等を丁寧に出す。氏、の性格上じっくりじっくり、石橋をたたきながらゆっく...
武江さんの”IL・CANNON"制作記48
いよいよ、完成に近付いた。まず表板の隙間チェック、ネックを取り付けるため、まっ平を出す、さらに、緒止めようの穴をあける。リーマーで整える。あとはニス後に完璧にする。続いて念願のラベルを取り付け永遠の自作VNだ――というアイデンテイテーを示す…。さらに内部に電球を入れ光の漏れ...
武江さんの”IL・CANNON"制作記47
苦節4年、IL・CANNONが完成に近付いている・・・。ネックを取り付け、中身のモールドを取り外す。各ブロックを丁寧に成型。ネックの取り出しを。切除よいよ裏板を取り付ける。オリジナルのラヴェルを貼付する。ラヴェルは来週ということになる。
武江さんの”IL・CANNON"制作記46
仕上がったネック装着。1mmほど接着面がずれる、またまた、はがしやり直しとなる。まさに産みの苦しみが続く。氏持ち前の根性、どうにかミリ単位もピタッと合って装着成功。うまくいったの”どや顔”
武江さんの”IL・CANNON"制作記45
ネック接着の際、多少隙間があり、ボデイと指板の高さが5mmほど高いときずく。やり直しとなって、蒸気で膠を溶かしネックを剥がす。慎重に外すがどうしても他への影響が現れほかのところがはがれたりする。そんなとこもリカバーし25mmのところを20mに戻す、四苦八苦だがどうやら成功!...
武江さんの”IL・CANNON"制作記44
苦節4年、渦巻のシンメトリー、かんざしにならないように平衡を保つのみ裁き、いよいよ夢の実現に近付いた。膠塗りのきめ細かい作業、アルコールランプでの水溶化。膠だまりの加工。すべてうまくいった。そしてこの満足などや顔。来週はいよいよホワイトヴァイオリンの完成である。
武江さんの”IL・CANNON”制作記43
カンペキに閉じた、天板、ネック作業に向け40mmX19mmの底面を創り、デの粉を使う。ベテラン武江さん、ミクロ単位ののこ使い。セイコーー!!。土台が決まった、最難関蟻加工に入る・・・。
武江さんの”IL・CANNON"制作記42
今日は天板のとじ込みである。ネックの蟻加工を充分に仕込む。その前に丁寧に膠作業、さらにアルコールランプでだまをなくし。あらかじめ用意していた見当ピンで閉じる・・・。いよいよ最終段階に突入だ!!
武江さんの”IL・CANNON"制作記42
saa!いよいよネックの成型と、仕込み作業に入る。コロナ禍、合わせて4年、よくここまで頑張った。天板を閉じたときのためモールドを外す準備をする。・・・
武江さんの”IL・CANNON"制作記41
ネック底面の正確な角度、(87度)左右面の22mm-42mmの角度合わせ、ネック仕込みのためのmm単位を緻密に作業する。もう少しで完成だ・・・。
武江さんの”IL・CANNON"制作記40
氏、大詰めに近付いた。表面裏側を徹底的に、平らにする。音の根幹、バス・バーの取り付けをする。膠付け、アルコールランプで水化して貼り付け。クランプで締め上げる。
武江さんの”IL・CANNON"制作記40
3年がかりのキャノン砲制作いよいよ最後に近付いてきた。表板のF字孔を強調する”えくぼ”付けを図る。さらに、バスバーの削り加工に入る。丁寧に厚み、長さを図り、スプルースを削る。次回貼付すれば、ホワイトキャノンの完成だ!!
武江さんの”IL・CANNON"制作記39
じっくり時間かけた、ネック作業もほぼ完璧にに終わる。続いて天板の完成に向け走り出した。天板のF字孔の部分に”えくぼ”をつける。ヴァイオリン制作上、欠かせない作業である。一挙に終盤に向かって・・・・!!
武江さんの"IL・CANNON"制作記38
慎重派武江さん、じっくり物事に取り組む性格…。ネックに相当時間がかかっている。 じっくり行こうぜー。
武江さんの”IL・CANNON"制作記37
慎重派、武江さんじっくり構えて進む。ボデイは、ほぼ完了いよいよ個性の出る、ネック創りにかかる。スクロールの微妙な溝、左右のシンメトリー、かんざしにならないようにバランスを見る目線。ここが一番気を遣う部分である。
武江さんの"IL・CANNON"制作記36
氏、コロナ禍、久しぶりの登場である。天地板、パーフリング、すべて完璧に終えた。いよいよネックの困難に立ち向かう。氏、なかなか次工程に進まない石橋をぶっ壊しながら進む・・・。丁寧に丁寧に、考えながらネックの細部をデザインしながら進んできた。弦楽器制作は、やはり氏、のように慎重...
武江さんの”IL・CANNON"制作記36
氏、コロナ禍、久しぶりの来房で4月に向け、追い込みにかかる。パーフリング溝を整え、天板が完成。ネックブロックの平面、直角出し、5mmのドリルを使いペグ穴をあらかじめあける、さらにバンド・ソーでイル・キヤノンのネックを削り出す。ペースが上がってきた。
武江さんの”IL・CANNON"制作記35
2019年10月以来の登場である。コロナの真っ最中東京から通ってくる危険性と言われ 日本中自粛体制の真っただ中であった。氏、1年半自粛しやっとキャノンの制作に入れると、嬉々として制作に励んでいる・・・。パーフリングの出っ張りを丁寧に彫刻刀で掘る…。だいぶ昔の手法を思い出しな...
武江さんの”IL・CANNON”制作記34
慎重派の氏、徐々に仕上がってきた。地板のアンジュレーションもエッジ回り、アーチング、ほとんど完璧、いよいよモールドから外し、仕上げにかかる・・・。
武江さんの"IL・CANNON"制作記33
じっくりじっくり制作している武江さん、正確に正確に創っている。天、地板のパーフリングを完璧に終えた、さらに天地板の仕上げに欠かせない上下のピンを打ち、いよいよ”IL・CANNON”の箱が出来上がる。まだまだ難関の仕事が待っている・・・。
武江さんの”IL・CANNON"制作記32
ターヘー楽団のコンマス武江さん、すごい慎重派、石橋をたたきながら、進行している。弦楽器制作はこの慎重さが大事である。地板はパーフリング完成。天板のパーフリングに挑む、じっくり掘り込み、C字コーナーの合わせを例によってじっくり進む、いよいよ見えてきた・・・。
武江さんの"IL・CANNON"制作記31
最難関の工作パーフリングの溝掘り、埋め込み作業の始まりである。さんざん練習をした後自信を持って、C字コーナーの接点もうまく合わせていよいよ膠を入れ込む。パーフリングを溝の底まで入れ込むべくハンマーでたたく。
武江さんの”IL ・CANNON"制作記30
いよいよ、最難関ののパーフリングに挑む・・・。まず完璧にアンジュレーションを決める。パーフリングの為エッジから4mmの線を決めノミでほぞを掘る、さらにパーフリングカッターでガイド線を引き、ナイフで脱線しないようになぞる。パーフリングクリーナーで、2・5mmの溝を創る。くりぬ...
武江さんの”IL・CANNON”制作記29
天、地の表面完璧に仕上、周囲も4mm厚、と決める。いよいよ難関、パーフリングの溝掘りに入る。まず、彫刻刀で表面から1・5mmほどの溝を掘る、均等の溝を掘らないときれいなパーフリングが入らない、氏、真剣に挑む!うまくいった、パーフリングカッターで均等の溝を掘り、ナイフで1・8...
武江さんの”IL・CANNON”制作記28
武江さん、じっくり制作に挑む・・。パーフリングを入れるため、周囲のがたを取り、全体出幅、2・25mmに統一する。時間をかけた分、美しいシルエットになった。いよいよ難しいパーフリング入れ込みになる。
武江さんの”IL・CANNON"制作記27
わがターヘー楽団のコンマス、死と乙女、アメリカ、モーツアルトのフルートカルテット、などこなしてきた、氏のもう一つの特技ギター奏者でもあった。ターヘー楽団の楽しみに、ハワイアンをやろうということになった。さておき・・・。いよいよヴァイオリンの根幹、美しいパーフリングを、入れる...
武江さんの”IL・CANNON”制作記26
大分、ヴァイオリン職人になってきた。地板のアンジュレーションを完璧にこなした・・。いよいよボディーの完成だ!、ネック創りに向け設計図通りに底面の平面を削りだす。
武江さんの”IL・cannon"制作記25
武江さん、地板の難しいア―チングに挑んでいる。あらかじめ、ボール盤であけたゲージ通りに、ノミ、小カンナで削る。来る日も来る日もこの作業に追われる。これがヴァイオリン制作の1番の楽しみである。デルジェスが、パガニーニの依頼で創ったとある。その見事なアーチングの追求を楽しみなが...
武江さんの”IL・CANNON”制作記24
武江さんのイル・キャノン大分ヴァイオリンのかたちになってきた。まず確実にハギ面の平面だし、直角だしをやり、はたがね、で固定。バンド・ソーで切りだす。キャノンの等高ラインを設計図から書き出す。さらに解りやすくするためボール盤で等高ライン通りに掘り出す。さらにカンナでアウトライ...
武江氏の”IL・CANNON”制作記
武江さん、ヴァイオリニストである。大学時代から本格的に習い始めた。最近は、ターヘー楽団のコンサートマスターである。まず、地板の直角、垂平、を徹底追及、”ハギ”の根幹見事にクリヤーして、地板の基本。完成である。
T氏の”IL・CANNON"制作記22
Tさんも大分制作に慣れてきて、ジャンジャン前に進んでいる。C字の出っ張りを整え、モールドの平面をだし、天板のアンジュレーションを再度確認する。測っては削り、計っては削りの繰り返し徐々に天板のかたちが整ってきた。
T 氏の”IL・CANNON”制作記20
天板の供部分を切り出し、1・5mmのライニングに加工する。C字部分から曲げ、全体に装着する。篠田さんの出来上がった”MESSIA”を試奏する、将来の自作”IL・CANNON"を思いながら・・・・。
T氏の”IL・CANNON"制作記8
氏、大分慣れてきた・・。もともと技術屋さん、ヴァイオリン制作への情熱は半端ない!ターヘ楽団のコンマスに氏が就任。アメリカ、死と乙女、を猛特訓中である。1㎜-1・1㎜に仕上げた側板を曲げにかかる、大体折れるのであるが、うまく曲がった。側板ブロックで止めようとしたがうまくいかず...
bottom of page