

斉藤さんの”MESSIA"制作記29
氏、先週、高校の同窓会に、出席。創ったメシアの美しさにみんなからほめられたという・・・昔のやん茶坊主がヴァイオリン制作家になってあらわれた。想像に値する。さて天地板ともパーフリングの溝堀が終わった。来週からヴァイオリンの美の根源パーフリングをフィッテイングする。


三浦さんの”Saveuse”制作記1
三浦さん、サックス奏者である。毎日鎌倉山のてっぺんで練習している。樹々や動物たちにはなやかな”おと”を聞かせている。サックス以外に、好きな楽器、チェロだそうで、ヴァイオリンの次はチェロを創るということでSTRAD”Saveuse”のポスターから、トレース。ストラドの通常のチェロに比べ12mmほど小型になっている。某貴族の奥方のために創ったという説がある。さっそく、3mmの合板にトレース。あっという間に、テンプレートを作成。早い!!当分完成真近のクライスラーと同時進行するという。


田中さんの”スリーピング・ビューティー”制作記6
田中さん、自宅工房でC字コーナーのブロックを創り上げてきた。エンド、アッパーブロックも仮付け。難関C字部分の制作にかかる。昔は、スタンレイ(西洋押しカンナ)で削っていた、最近は、女性、年配者にはドラムサンダーという便利な機械であっという間に1・5mmまでけずる。来週はこの曲げ加工に入る。お嬢がんばってーー!!


岡部さんの”HUBERMAN"制作記18
氏、茶道の先生である。毎回生徒さんたちに自作の茶菓子をふるまう。我が工房でも毎回オリジナルのお菓子を作ってきてくれる。プロ以上のおいしさみんな感激していただく。氏が来るときはティタイムが待ちどうしいと!とみんな嬉々とする。つまりイッサイ何事にも手を抜かないところ、がこの弦楽器制作にもあらわれ、前回フェアーでチェロ部門で優勝を飾った・・・。 HUBERMANの故事来歴には、盗賊に盗まれたとある。それが30年ぶりに発見され話題になった。その作品を手掛ける。。。もう完全に出来上がってきた。次回フェアではフーーバーマンで優勝を飾れるか!?


丸岡さんの”TESTORE"制作記
氏、ほとんど完ぺきにネックを仕上げてきた、双頭の鷲がテストーレ家のマークであるが、それらしき、ネックに仕上がってきた・・・。氏はブルーグラスのフィドル奏者で、明学学生のころからバンド活動をしていたそうである。自作のフィドルでWhisky...


小川さん”ALARD"制作記3
小川さんもいいペースで進んでいる。今日はテンプレートからブロックにトレース。C字コーナーのブロックを削る。ノミ、小カンナ、やすりを駆使し直角水平を徹底追及して完成した。なかなかのスピード感だ!!自宅工房での作業のため定盤をつくる・・。


佐塚さんの”バロン・クヌープ”制作記続2
佐塚さん、新幹線で通ってくる。10年前の作品の表板のアーチが弾いてみて、いまいち氏の感性と違うと・・。取り換えることとなった。今日は F字孔をあけるということになった。まず、ボール盤でガイドホールを開ける。さらに小バンド・ソーで寸分違わずF・ホールをを慎重に出す・・。


田中さんの”スリーピング・ビューティ”制作記5
テンプレートからC字ブロックに写す。ポツ単位のずれも許されない。ノミ、小カンナを使い、並行、直角を厳守、うまくいったと満面の笑み。いいスピード感である。


三浦さんの”クライスラー”制作記44
三浦嬢、ネックの具合をアッパー19㎜アンダー21・5㎜、ちょうど具合の良い太さにナイフを使う、1年かけてここまで来た、貫禄を感ずる!!来週は、オリジナルラヴェルの登場とともに、いよいよホワイトクライスラーの完成か?!


斉藤さんの”MESSIA"制作記28
メシアのパーフリング大体終わり。前回創った”MARIA"のネックが不具合と言うことに気付き、修理をすることとなった。氏、何年も前から創っているため、すっかりマエストロの顔に!蒸気を使って見事に、指板を外す。削りなおして、ちょうど具合も良くなった。そういう具合も感じるようにな...
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