仕上がったネックをボデイーに仕込む。底面角度87・5mm、エンドワイド22mm、メシアのレシピ通りに、ポツ単位を追及する。ベローヴァのやすりが威力を発揮する。

今日は、1日中ペグの調整に取り組む。一つのテーマを徹底追及していいものを目指す。ヴァイオリン作家にとって最も重要な要素である。ネックの大部分が出来上がってきた。じっくり1っ点に集中する。実に美しい・・・。

万里さんカンナを駆使し猛烈な勢いで粗削りを終える。等高ライン引きで１L,7mm 2L、1４mm,３L、1６mm、を引き粗削りを終了。モールドに表側のライニングとりつけの邪魔になる部分を電動糸鋸でカットする。

お嬢、ひたすら、掘って白蝶貝を埋め込む…。ものすごい根気と、粘りで一つ一つ埋め込む。そのやる気！！まったく感服する！！

氏、最近自信をもって仕事を進めている。天板側のライニングを完璧に終え、天板のハギをスタンレーを使い、一発で直角、水平だし、完璧に終えた。膠をつけ、アルコールランプで水溶化、クランプで取り付けた。あっという間に完了、その技術向上に脱帽！！