万里さんの”BETTS"制作記164mmエッジ厚を徹底して図る。1・2mmのパーフリング埋め込み加工のため、神経をとがらせる。ほとんど完ぺきに仕上げ、来週はモールドに固定し。”がた”をとりパーフリング掘り作業に挑む。してやったりと久しぶりの”どやがお”であった。
大内さんの”GUSTAV・MAHLER"制作記2氏、マッジー二のヴァイオリン完成させ、その集大成を教則本として、微に入り細に入り丁寧に、ヴァイオリン制作本を刊行。小生は、チェロが専門だけに、これくらい丁寧にヴァイオリン制作本は創っていない。この本で、素人でもヴァイオリンが制作できる、そんな指示書でもある。是非この教科書を...
副島さんのデルジェス”ALARD"制作記3副島君、呑み込みが早い。さらに仕事が綿密で、道具の使い勝手が早い。ヴァイオリン作家にはもってこいの性格である。アラードは、オイストラッフが愛用した楽器で、氏の完成が楽しみ!ヴァイオリン、チェロもすらすら弾く能力も持っている。すばらしい逸材である。
カリンさんの”Titian”制作記52先週塗ったメ止め塗りをきれいにはがす、また元のきれいな白地が出てくる。ヴァイオリン制作中の楽しいところである。さあ、本塗りに入る。下地に黄色を5回ほど塗って、本塗り(赤)の30回塗りに入るが、黄色がトラ杢に入り込み、得も言われぬ美しさが出ている…。ヴァイオリン創りの醍醐味で...