"BROTHER・AMATI"5絃チェロ制作記14天地板のラフ削りを終えネックの創り出しに入る。5絃だけに今までと違い、パターン創りをより、慎重に設計する。ポスターからトレースするのも慎重を極める。さらにネック材もよりバロック時代の木材を選び、平面を出す。さらにヴァーティカルが絶対条件のため、直角を出すためのバ~を張り、ク...
谷口さんの”ガスパロ・ダ・サロ”制作記40オモシロトーさんの監修で、小生も追いつかない、見事な修理であった。実に難しいネックの2mm調整マニュアルを創りながら完璧にこなした。オモシロトーさん、免許皆伝であった。さあ!!、ここから面白ねーさんの技量発揮で30回にわたるニス塗りのはじまりはじまり――である。乞う。ご期待!!
"BROTHER・AMATI"5絃チェロ制作記13いよいよ天板の仕上げにかかる。ポスターからアンジュレーションのパターンを創る。ラフに削った部分にパターンを乗せ完璧なアーチを削る。あらかじめ計算していた等高ラインがぴったり現れてくる。得も言われぬ楽しみである・・・・。
”BROTHER・AMATI"5絃チェロ制作記12アマティーは、ヴァイオリンの創始者としてのアンドレア・アマティが開祖である。彼の作品はシャルル9世から宮廷絃樂団の全楽器を制作したとある。その楽器が1564年作で現存する最古のバイオリンである。クレモナ派として隆盛を極めたアンドレアはアントニオとジロラモ、の2人の息子がいて...