氏、テニス膝で、痛みを抱えてきた、さらに茶道の正座も膝に影響を与えてきたということで、痛みを増したという。思い切って手術で痛みをとるという決断をする。手術直後たった1日で気なっている、チェロ制作に痛みを押して工房に来た…。驚嘆の一言・・・それだけこの制作に入れ込んでいる。ア...

岡部さん、ユウユウ自適の生活を楽しんでいる、氏、茶道の師匠、テニスの先生、ジャンルを問わず満喫している。さらにチェロ制作、究極の芸術で日本にチェロを創る人は数えるほどであるがその一人である・・・。チェロ制作の原点ヴァーティカル、（直角）こればかり追求の日々である・・・。

茶道の芸術を極めている岡部さん、教室終わりに工房に通ってくる。さらなるチェロ制作という芸術を、とことん追求して、C字コーナーをうまく曲げ、にかわで貼付完結した。続いて、アッパー、アンダーの側板にかかる。アンダーバウツの接点、きわめて難しいカンナ作業が待っている。

氏、C字コーナーで苦労している。事前に直角を意識して徹底的にやったが、どうしても側板をはめてみるといろいろ不具合が出てくる、外して挑戦するがまた別の部分に出てくる。みんなこうして苦労しながらヴァーティカルに挑戦してきた。氏も今が生みの苦しみである・・。

氏、大日本茶道協会の正指南である。小生にはない品位を感じる人である。さらに茶の歴史、道具、製法、産地、淹れ方、飲み方、心得など、を教授されている。体もでかいしテニスで鍛えた体力であっという間に、モールドを仕上げた。ヴァーティカル、水平、垂直、がこの芸術の根幹であるが、全部ク...

午前中、テニス、午後チェロ制作、優雅な生活が始まった・・・。完璧に仕上げたテンプレートをシナベニアに写し、ブロック用スペースを切削、３０mmのあんこを入れモールドを完成。最難関のブロック削りが待っている。

新人岡部洋さん、鎌倉テニスクラブでテニス三昧の生活であるという。そこに、チェロ制作という、最高の芸術にテニス以上に取り組むという・・・。STRADの最高傑作と言われるダヴィドフ、ヨー・ヨー・マ、の愛器で知られている。自分の名前もヨー、ということで、ダヴィドフを選んだ…。ポス...