いよいよ確信に迫ってきた。ハギを完璧に仕上げ、ダヴィドフの形に切り抜く。さらに等高ラインを決め、ボール盤でラインを掘る。いよいよDAVIDOVの形が現れてきた・・・。

１２月５日の”第１０回手創り弦楽器フェアー”に間に合わせるべく、頑張っている。当工房所有のメープル、スプルースから、氏の眼力で選び出した材を加工する。チェロ制作前半の最大の難関”ハギ加工”である。ヴァーティカルが最大の課題、しっかりスコヤを使って徹底的に追及。ばっちり出来上...

氏、今ムンクの完成を夢見て息子君に”きらきら星”を習っているそうだ！聴いてみた！やはりできている、制作に意気込みが入るのは解かった・・。本体の制作を見るとライニングを、削り、溝を掘り仕込む、さらにピンチ(洗濯ばさみ）で挟み固定完了。いよいよモールドが完成である。自ら選んだ、...

何とか１２月５日の”第１０回手創り弦楽器フェア”に間に合わせるべく奮闘する。本人より老生の望みであるが・・・？モールドを完璧に仕上げ、ライニングを張る。カンセーーイ。

膝の具合も小康状態と見て、完全にそのパワーを発揮し始めた。今日は、他バウツの接着でモールドの完成を夢見てきたが”がっくり”アンダーバウツがヴァーティカルになっていないと、泣く泣くはがす羽目になった。手前の黄色いスティーマーではがす　。・・・失敗は成功のもと全部やり直して、美...

氏、実はこの災害時に有能な士である。防災の専門家である。災害時のノウ・ハウを教える資格を持つという。この弦楽器制作というっ芸術は、多彩なインテリジェンスあふれる人たちの集まりである。前回、”ボキッツ“の嫌な音を忘れ、アッパーバウツ、ミドルヴァウツ、アンダーヴァウツの曲げ、あ...

氏、デュポールの顔と言うべくネックの制作に時間をかけている。ネックはチェロの顔、ストラディヴァリ、クレモナの博物館、ありとあらゆるストラドのパターンが残っている。氏、自分のオリジナリティ、に加え1712年に作られたデユポールのネックを追及している。

氏、テニス膝で、痛みを抱えてきた、さらに茶道の正座も膝に影響を与えてきたということで、痛みを増したという。思い切って手術で痛みをとるという決断をする。手術直後たった1日で気なっている、チェロ制作に痛みを押して工房に来た…。驚嘆の一言・・・それだけこの制作に入れ込んでいる。ア...

氏、銀座6丁目でウィメンズ・クリニックを経営するお医者さんである。同時にチェリストでもある。今回は2台目のチェロ（デュポール　STRAD、１７12年）に挑戦している。 最難関ネック左右のバランスに挑んでいる。この作業は、シンメトリーが大前提、かんざし（舞妓さんの簪というのは...

岡部さん、ユウユウ自適の生活を楽しんでいる、氏、茶道の師匠、テニスの先生、ジャンルを問わず満喫している。さらにチェロ制作、究極の芸術で日本にチェロを創る人は数えるほどであるがその一人である・・・。チェロ制作の原点ヴァーティカル、（直角）こればかり追求の日々である・・・。