石川氏のマッティオ・ゴフリラー制作記12地板のアンジュレーション決めである。1枚板のため、低音部分側が25mmと厚いカンナで削るには、きつい。しかし、地道にじっくり削る根性が必要である。80翁二人並んでヴァイオリン創り、この趣味は最高の藝術である。当工房のモットー、創って弾くを実践してもらいたい。
地板のアンジュレーション決めである。1枚板のため、低音部分側が25mmと厚いカンナで削るには、きつい。しかし、地道にじっくり削る根性が必要である。80翁二人並んでヴァイオリン創り、この趣味は最高の藝術である。当工房のモットー、創って弾くを実践してもらいたい。
大内さんの”ALCHINT"制作記3今日は大内さんの分解型のモールドを紹介しよう。ふつう何台も同じ型を使え厚みだけ変えるとか、アーチだけ変えるとか、みんないろいろ苦労する。面白おじさんは、考えた、簡単に分解できるモールドを創った。見事に簡単に外れるモールドである。さすが4台目のアルキント、マエストロとなった氏...
篠田さんの”HELLIER"制作記29(音出し編)お嬢、感激のシーンが訪れた。ストラド作品今現在最高値の25億円と言われる、インレイドヴァイオリン”ヘリエ”の音出しの瞬間である。ペグの穴あけ、ブリッジの装着、絃をG,D,A,Eの順につないでいく。この瞬間が、作家のワクワク感をゆする・・・。工房中響き渡る高音、朗朗たる響きの...