大内さんの”GUSTAV・MAHLER"制作記11紙やすり〈600番)スクレーパーで完璧な表面を創り、ホワイト・マーラーの完成である。同色のペグ、テール・ピース、をそろえ、自宅工房での楽しいニス塗りが始まる。
谷口さんの”GASPARO・DA・SALO"制作記38最難関、ネックの取り付けである。”アリ溝”をのこ、のみ、やすりで寸分の狂いない溝を創る。お嬢見事完了。さらにネックの細いアーチ(42Π)左右の微妙なそり等をまとめ、ホワイト・ガスパロの完成である。最大の楽しみ、ニス作業が待っている。
石井さんの”DE・MUNCK"制作記28(完成編)この作品は、ストラディヴァリが1737年に制作した。チェリストフォイヤーマンが愛用した名器である。小生も1960年に最初に創った。氏、1年足らずでの完成、素晴らしく早い完成・・・。問題はネックの太さにあった。弾きやすいネックの太さに調整。ブリッジも調整。素晴らしい音になった...