岡部さんの”DAVIDOV"制作記40最後の追い込み裏板を閉じる前の、細かい作業に、丁寧に没頭する。ブロックの成型、ネックの地板との接点の平面だし、完璧に終わった状態から、エンドピンのガイドホール開け。さあ!!完ぺき次週は、いよいよ裏板を閉じる。
中込さんの”Titian”制作記9氏、だいぶ確信に迫ってきた・・・。天板を順調に削っていた。あれ???、なんだこの穴はーー、イタリーからの直輸入の虫だ―――。虫食いは、50年たったこの材料に巣くっていた、当然で発見できなかった。やり直しとなった。
Yさんの”MESSIA" 制作記完成編1年の苦節を経て、メシアの完成である、氏は、長年ヨーロッパを仕事のテリトリーとして頑張っていた。そんな折、オックスホード大学、アシュモリアン博物館に見学に行った。そこにこのメシアにあった。あこがれのメシアを制作。めでたく完成の運びとなった。音も近来になく、工房中に響き渡った...
万里さんの”ALARD”完成編万里さん苦節1年、ALARDの音出しカンセーーイである。ブリッジの角度、1・5mm、2・8mm、4mm、の厚みを維持しやすりで調整、装着。さあ!!音出しだ、馥郁たる高音、腹に響く低音。満足のいく仕上がりであった。みんなの祝福の拍手。万里さん最後の”どや顔”であった・・・。