

丸岡さんの”TESTORE" 制作記55(ニス塗り編)
丸さん、1000番のペーパーで最後の仕上げ。いよいよ目止めニスの開始である。ラヴェンダーの馥郁たる香りのアルコールニスで開始。工房中ラヴェンダーのにおいに包まれる・・・4回塗ったところで終了。アルコールで剥がす。せっかくいい匂いのニスきれいに元の”シロ”アラードに戻る。これで目止めのシュウリョー。自宅工房での40回にわたる、AMBER(琥珀)の本塗りとなる。どんな美しいヴァイオリンに変身するか?楽しみ


小川さんの”ALARD"制作記11
ヴァイオリン制作で一番の難関がこの”ハギ”作業である。小川さん必死の形相で挑む。平面、直角、を徹底して追及。にかわが噛むということがある、木と木の間で厚みを維持それがだまになって隙間になる。何回も経験しないとわからない。小生も、ん十年たってやっと解ってきた。小川さん何とかハギった!!


三浦さんの”SAVUES" 制作記4
三浦さん、クライスラーのニス塗りは自宅工房でじっくりと好みの色を追及している。最初の念願、チェロ創りに邁進できると嬉々として大工作業を楽しんでいる。15㎜合板を天地に分け。あんこの45㎜垂木を入れるべくバンドソーで切る。1番気を遣う土台だけにじっくりと設計図を引きバンドソーを使うときの気入れようが違う。


田中さんの”スリーピング、ビューテイー”制作記12
田中さん、以前貼ったライニングが気に入らないと新しいライニングを貼るということになった。水蒸気を使ってはずし、あたらしい素材を曲げ春前に経験済みスムーズにリカヴァーした。


斉藤さんの”MESSIA"制作記34
氏、パーフリングと掘り込みで苦労している。エッジから4㎜の位置が始まりである。そこから1・5㎜程溝を掘る慎重にやるもなかなか美しいラインに到達しない。斎藤さん苦労して完成の域に近付いた。ところどころ堀間違いもあるが、そこをリカバーしながら子の難関に立ち向かう。ここでクイズ!!斉藤さんの象嵌した位置がわかるかなーー?。実に見事に象嵌している。


忘年会
今年も早忘年会の時となった。小生、肺炎で入院、最悪のシーズンとなった。何とか持ち直し、生徒の指導に当たれるようになった。青山シンフォニーのメンバー、工房の生徒諸君と無事忘年会となった。出来るだけ長く制作指導ができるようにとみんなに集まってもらった。感謝、感謝である。


小川さんの”ALARD"制作記10
ライニングの制作取付である。小川さん側板の曲げで慣れている、スムーズに溝堀をナイフをうまくつヵってC字コーナーの溝を創る。ピンチを使い固定する。なかなかのスピードで表側ライニングの完成。してやったりの笑顔となる・・・。同時に裏板のはぎに挑む。


岡部さんの”HUBERMAN"制作記34(完成編)
琥珀を30回ほど塗り、ニス塗りの完了である。ペグを8・5㎜のリーマーでピッタリ合わせル。指板もがっちりとクランプで固定が。いよいよHUBERMANの完成である。自宅工房で\[^出しのため。アッパーサドルを取り付けこれも自作の、アゴあて,テールピース。金の箔押しで作り上げた見事なものである。さらに今日も又オリジナルのクリスマスケーキを創りみんなを楽しませてくれた。天才的な人である。


逗子弦楽アンサンブルに参加して。
チャイコフスキー弦楽セレナードをやりたいために逗子弦楽アンサンブルに参加した。レヴェルの高いオケで、青山シンフォニー以来、久しぶりにオケ感覚を味わった。青山の後輩も所属するオケで、N饗のヴァイオリニスト、前澤均先生の指導の弦楽オケである。個々人しっかり鍛えられて技術もしっかりした楽団で、小生も気合入れてかからないとならないオケであった。このオケ、素晴らしい前澤先生の指導で、緊張感よりも震える喜びを感じた!


三浦美樹さん”ヴァロン・ヌープ”制作記31
裏板の厚み表をクリアファイルに添付。それを見ながら(めくりながら)厚みを削っていく。まだまだ先が長い・・。ストラディヴァリの3大名器と呼ばれるアラード、メシア、ドルフィンその一つを氏が作る。この時代の歴史は氏が一番知っている・・。アラードの名はヌープ男爵の所蔵でヴァイオリニストのデルフィン・アラードに貸与していたためその名がついたようだ。つまりアラードとヴァロン・ヌープは同じものである。






























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