

岡部さんの”HUBARMAN"制作記19
いよいよ最後の手入れである。ニス塗り前にエンドピンの穴あけ、天地の枕創り。そしてホワイト”フベルマン”の完成である。今日も又おいしいお菓子を作ってきてくれた。すばらしい、ヴァイオリン作家である。次週からニス塗りが始まる楽しみ!!


丸岡さんの”TESTORE" 制作記35
ワーグナーの行進曲”双頭の鷲の下に”テストーレの家紋で久しぶりにネックの削りに付き合った。最終段階の難問に取り組み結構緊張した・・・ 氏、全工程に神経をとがらす人だけに,今回も高さ 指板高さ20-21mm、角度87度、ネックの出幅6-7mm緻密にノミとやすりを使う・・・。


三浦美樹さんの”バロン・クヌープ”制作記28
氏、オーストリア、ドイツ、イタリー、フランス旅行を満喫してきた・・。本場の音楽環境にどっぷりつかり、すっかりマエストロ気分でご帰国。ヴァイオリン制作に勢いをつけてきた…。地板のパーフリングは終え、表板のパーフリングに挑む。本場のチョコをかみしめ、パーフリングの溝を掘る。


斉藤さんの”MESSIA"制作記29
氏、先週、高校の同窓会に、出席。創ったメシアの美しさにみんなからほめられたという・・・昔のやん茶坊主がヴァイオリン制作家になってあらわれた。想像に値する。さて天地板ともパーフリングの溝堀が終わった。来週からヴァイオリンの美の根源パーフリングをフィッテイングする。


三浦さんの”Saveuse”制作記1
三浦さん、サックス奏者である。毎日鎌倉山のてっぺんで練習している。樹々や動物たちにはなやかな”おと”を聞かせている。サックス以外に、好きな楽器、チェロだそうで、ヴァイオリンの次はチェロを創るということでSTRAD”Saveuse”のポスターから、トレース。ストラドの通常のチェロに比べ12mmほど小型になっている。某貴族の奥方のために創ったという説がある。さっそく、3mmの合板にトレース。あっという間に、テンプレートを作成。早い!!当分完成真近のクライスラーと同時進行するという。


田中さんの”スリーピング・ビューティー”制作記6
田中さん、自宅工房でC字コーナーのブロックを創り上げてきた。エンド、アッパーブロックも仮付け。難関C字部分の制作にかかる。昔は、スタンレイ(西洋押しカンナ)で削っていた、最近は、女性、年配者にはドラムサンダーという便利な機械であっという間に1・5mmまでけずる。来週はこの曲げ加工に入る。お嬢がんばってーー!!


岡部さんの”HUBERMAN"制作記18
氏、茶道の先生である。毎回生徒さんたちに自作の茶菓子をふるまう。我が工房でも毎回オリジナルのお菓子を作ってきてくれる。プロ以上のおいしさみんな感激していただく。氏が来るときはティタイムが待ちどうしいと!とみんな嬉々とする。つまりイッサイ何事にも手を抜かないところ、がこの弦楽器制作にもあらわれ、前回フェアーでチェロ部門で優勝を飾った・・・。 HUBERMANの故事来歴には、盗賊に盗まれたとある。それが30年ぶりに発見され話題になった。その作品を手掛ける。。。もう完全ホワイト状態に出来上がってきた。次回フェア(第11回手創り弦楽器フェアー)ではフーーバーマンで優勝を飾れるか!?


丸岡さんの”TESTORE"制作記
氏、ほとんど完ぺきにネックを仕上げてきた、双頭の鷲がテストーレ家のマークであるが、それらしき、ネックに仕上がってきた・・・。氏はブルーグラスのフィドル奏者で、明学学生のころからバンド活動をしていたそうである。自作のフィドルでWhisky...


小川さん”ALARD"制作記3
小川さんもいいペースで進んでいる。今日はテンプレートからブロックにトレース。C字コーナーのブロックを削る。ノミ、小カンナ、やすりを駆使し直角水平を徹底追及して完成した。なかなかのスピード感だ!!自宅工房での作業のため定盤をつくる・・。


佐塚さんの”バロン・クヌープ”制作記続2
佐塚さん、新幹線で通ってくる。10年前の作品の表板のアーチが弾いてみて、いまいち氏の感性と違うと・・。取り換えることとなった。今日は F字孔をあけるということになった。まず、ボール盤でガイドホールを開ける。さらに小バンド・ソーで寸分違わずF・ホールをを慎重に出す・・。
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