

上村さんの”TESTORE" 制作記33
氏、いよいよ最後のニス作りに入る。材料はクレモナGEWA社から仕入れた。無水アルコール、200㏄に、シェラック、ホワイトシェラック、プロポリス、ランニングコーパル、ガムテレピン、ラヴェンダー、ベネチアテレピン、各20㎎。下地塗りのアルコールニス"カミムラ"のカンセーーイである。


上村さんの"DE・MUNCK"制作記32
先週ハッタ地板を今週はいまいち気に入らないと全面剥がす。この芸術はそのくらいのしつこさ、丁寧さ、やり直しが大事である。独自の方法でアンバランスを調整、いよいよオリジナルのラヴェルを丁寧に張り込む。何年かかけて仕上がりの感激の綴じ。感動の瞬間である・・・。


斉藤さんの”MESSIA"制作記17
斉藤さんこのモールド状態でじっくり時間をかける。現在、オックスホード大学、アシュモリアン博物館にパーマネントコレクトされている。ショーケースの中の実物、赤のニスが今でも手にべったりと付きそうな状態である。その土台であるモールド3ケ月ほどかけてどうやら完成である。そして、この...


岡部さんの”HUBARMANN”制作記
上下板は完璧に出来上がった。モールドの底面、寸分違わず平面出し成功。いよいよ完成に近付く。最高難度ネックのポツだし制作。氏の完璧性格からいってポスターから計算した図面、トルソー仕上がった…。


三浦さんの”クライスラー”制作記34
オリジナルポスターを参考に、F字孔をトレース。デルジェスのFは1ー5mmほど違うという逸話はある。三浦さん慎重に左右の寸法を測りながら正確にトレース。然しデルジェスの通りにコピーすると⇔0・5mmほど違うバランスになる???はたして?


上村さんの”DE・MUNCK"制作記31
地板を閉じる準備にかかる。パッチワーク作業で70mm感覚で地板裏側にメープルの小片を貼る。ホワイトムンクは来週にお預けとなった・・。


丸岡さんの”TESTORE"制作記32
天地とも、表側の最終仕上げにかかる。エッジのスクレーパー処理。全体600バンのペーパーで仕上げにかかる。これが出来上がると、いよいよ裏側の細かいアンジュレーションを掘り出す。まだ先は、長い!


岡部さんの”HUBARMAN"制作記6
今日は、天地板のパーフリングを徹底追及。氏の良いところは深く追及するところ、丁寧に追跡。もうコンマ0・5mmで妥協なくさらにポツ単位を追っかける。見事である。例によってパティシエのお菓子、今日は自家製レモンをふんだんに使ったレモンタルト。うまかったーー!!


武江さんの"Cello・da・supara"制作記
大分進んできた!アマティーのviora ,ROMANOVを参考に、5絃のチェロ・ダ・スパーラを創る。天、地板ともにラフ削りを終え、がたつき、平面垂直を確実にするため、1回閉じる。にかわでがっちり固定。やっとコンマスの仕事が出来るとアイネクを4楽章まで突っ走った。やっぱりアン...


三浦さんの”クライスラー” 制作記33
鎌倉山のてっぺんで木々を相手に練習を積み、この度リサイタルを開くという…工房で聴かせてもらったが、さすがに山々を相手じゃないと思いっきりの音は出せないと感じた。 天板の裏側レシピ通リの厚みをクリア。ファイルに写し天板に貼る。その厚み表を検討材にしてひたすら削る。サックス、天...
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