篠田さんの”ガスパロ・ダ・サロ”制作記7篠田嬢、じゃんじゃん進む、何かに衝かれたように、前に進む、制作魂の根幹である、早く美しく削る、宗像志功が書いている。正に志功的業である。地板の平面をきっちり出し、バンド・ソーで切りだす。さらにボール盤を使いガイド・ホールを創り、小カンナであっという間。表面のラフ仕上がりまで...
Strad”SAVIONARI”制作記18大分、ギターの形が現れてきた。天板の、裏側止めプロテクターを細工し弦楽器同様、内部の、ぜい肉はできるだけ排除する感覚は同じのようだ。 更に、バスバーの貼付に向け、細工する、チェロ属と違うところは放射線状のバスバーとなる。フラットなだけにフィッテイングは容易なようである。
三田さんの”ピエトロ・ジャコム・ルッジェーリ”制作記73じっくりじっくり制作してきたジャコモも終盤に向かっている・・・。5回目のGerbニスを塗る、ここから、黒を、いかに配分するか、氏のセンスが発揮される。
南さんの"Sleeping ・Beauty"制作記20キルト・メープルの素材は最高に硬い。バンド・ソーもなかなか受け付けない。美しいキルト模様が、ネックとしてあらわれてくる。直角、垂直、徹底して左右シンメトリーを図る。