東園さんの"Sleeping・Beauty"制作記32ゾノさん、青山学院管弦楽団OB会の重鎮である。我々青春時代、青学のヤングはスポーツ系、文化的イヴェントには積極的であった・・・。さてゾノさん、表、裏板を張り終え、がたつきを調整。さらに上下のパーフリング用、溝を掘り終え。難関C 字の接点に挑むいよいよチェロの形が見えてきた・・。そこでこの”ドヤ顔”!!
Yuu君の”DAVIDOV"制作記11若いYuu君すごい才能の持ち主である。小生の指示、完璧にこなす。荒削りを、電動カンナ、えぐりカッターを使い,荒くアンジュレーションを整え.カンナ、ノミ、で正確にアーチを削りだす・・・・。アーチ・ゲージを手創りし、表面に合わせる。いよいよ、地板が出来上がってきた。
斉藤さんの”STRAD MARIA”制作記18芸術をこよなく愛するおじさんである。性格抜群、現在60ん才、いまだに独身である。会社経営。申し分ない青年(熟年?)である。嫁さん探してます。よろしくお願いします。さてボディは完成、ネックの削りに入る。持ち前の能力を発揮、早くも、完成に近付いた・・・。
篠田さんの”ガスパロ・ダ・サロ”制作記18篠田さんいよいよガスパロの完成に向け猛進している。ネックのスクロールを美しく削りだし、あらかじめボール盤であけていたガイドホール通リにのみでペグ・ボックスをあける。指板を仮止めしながらネックの角度(87°)を決める。7mmX4mmにのこで切りこみ、ノミとやすりで徐々に掘り進むもう少しで完成だ!!
古川さんの"GASPARO・DA・SALO "制作記1STRAD,ヴァイオリン完成し次なる作品”ガスパロ・ダ・サロ”ヴィオラ制作にかかる。やまいを克服し、健康を取り戻し、制作意欲に燃え上っている。楽器制作は、病を克服する最良の趣味である。氏、ヴァイオリン2台、ヴィオラ1台、チェロ1台すでに完成させ、さらにヴィオラを創りクインテットを完成させる。氏の永遠の趣味。弦楽器制作である。
Yuu君の”DAVIDOV"制作記10チェロ制作の根幹モールド創り、上部、中部、下部の側板削り、曲げ、表板、裏板の荒削り、ネック粗どり、大体全行程を終えた。ここから細部の削りが始まる。Yuu君、学校の休みもあって順調に制作が進む・・・。さらに余裕のバッハ、無伴奏G-duor,プレリュード、バリバリ弾きこなす。すばらしい!!
倉沢さんの”DUPORT”制作記1完璧に”MESSIA"のニス塗り完了。来週には30回塗ったメシアが登場する。チェリストの倉沢さん、ずっと2台目のチェロ制作を待ち望んでいた。待望のダヴィドフ制作の第1歩を漕ぎ出す。一時代前は、かんなで1・5mmの厚みを削ったものだが。最近は、当工房も出来るだけ省力を図り、ドラム・サンダーと言う優れものを導入。随分楽できるようになった。
篠田さんの”ガスパロ・ダ・サロ”制作記171ヶ月のコロナ休みで、さらにパワーがました感じ、ガンガン進む。アラベスク模様ポスター通りにインレイドして、ネックの完成を目指す、ベテランの篠田さん、簡単にネックのシンメトリーを描き出す。ボディへの仕込は来週で終わる。正確で早い…。と言うことで、このドヤ顔となる・・・。
東園さんの"Sleeping・Beauty"制作記31自宅工房で仕上げてきた。スリーピング・ビューティー、苦労の跡が見える。出幅調整、がた調整、完璧に仕上た。自宅作業の難関パーフリングに備えて微調整、11月22日の”第10回手創り弦楽器フェア―”驀進中!!
YUU君の"DAVIDOV"制作記9中学生でチェロを創る、小生の60年の制作人生では初めてである。おそらく、世界中を探してもいないのではないか?それにはお母さんのアシストがなければ、到底やれないことと思った次第である・・・。チェロ制作は、全く力仕事である。ストラドの時代はカンナ、ノミで荒削りもやっていた。こんにちはどうしても電動の力を借りる。1枚板のバーズアイ・メープル。厚さ70mmある、全く惜しいが、他の厚みは犠牲になる。ヴァイオリンの3枚分が藻屑と消える。これもしかたない・・?YUU君木くずまみれになりながら、荒削り仕上る。あとはカンナ、ノミを使い仕上げていく。いよいよ佳境に入ってくる。