地代所万里さんの”ALARD”制作記5早い早い、手先の速さと、ちから強さで小生の教授が追い付かないくらいスピード感がある。側板の余分部分をのこで切り落とす、アッパー、アンダーの木口を強調する。美しい側板の出来上がりである。さらに、のりしろと、頑丈さを見越し。ライニングを加工、貼付する。ここで洗濯ばさみが、効する...
地代所万里さんの”ALARD”制作記4万里さんもガンガン行く性格と見た、したがって仕事は早い・・・。ブロックをモールドに貼付、天板の、ハギに挑む、平面、直角、を追及、スタンレイを使う。弦楽器制作の1番の難関・・・・。あっという間にこなす。なかなかの才能である。膠を塗り、幡がねでがっちり止める。次はヴァイオリンの...
地代所万里さんの”ALARD”制作記3万里さんも、未知のヴァイオリン制作に没頭している。夢中で追っかける姿勢に現れている。失敗した曲げ加工、を全部やり直し、目だない失敗であるが、看過できないとやり直す姿勢‥‥。ゆっくり仕上げた曲げ加工セイコーー!クランクで止めてこの”どや顔”となる。
地代所万里さんの”ALARD”制作記2ガルネリ・デルジェス、と言えばストラドに次ぐヴァイオリン界の巨匠である。アラードは、巨匠、オイストラッフがアラードを使っていた。万里さん、娘、息子をヴァイオリニストに育て上げ、自作のヴァイオリンで子供たちに弾いてもらうという、壮大な企画を立ち上げる。1・5mmの側板をドラム...