倉沢さんの”DUPORT”制作記7ダヴィドフの修理を終え、本格的にデュポールに専念するところであるが、いざ!!、またまた現れた欠陥。木材には時々このような傷が表れる!ということでネックのやり直しとなった。またまたここで大事な時間を無駄にした。気を取り直し、1から採寸、バンドソーで切り抜いた…。じっくり頑張ろう。
上村さんのSTRAD”DE・MUNCK"制作記1弦楽器制作は、はまると、とことん、楽しい作業となる・・・。新人、上村(かみむら)さん一発で制作のとりことなる。ストラディヴァリ、”ドゥ・ムンク”はピアティゴルスキーが愛用していた。氏、奥さん、娘さんチェリストである。ムンクを創ることによって当然上村さんもチェリストとなる。こ...
ストラディヴァリ”サヴィオナリ”ギター制作記7チェンバー・ミュージック時代、バロック時代と言っても過言ではない時代、STRADはこのバロックギターを制作していた。ストラドを追及する小生としてはその原点に迫るべくギターを創っている。しかしどう見てもこのまま設計ずつ売りに作っても音量、構造上、について疑問が生じる、そこで設...
地代所万里さんの”ALARD”制作記2ガルネリ・デルジェス、と言えばストラドに次ぐヴァイオリン界の巨匠である。アラードは、巨匠、オイストラッフがアラードを使っていた。万里さん、娘、息子をヴァイオリニストに育て上げ、自作のヴァイオリンで子供たちに弾いてもらうという、壮大な企画を立ち上げる。1・5mmの側板をドラム...