ストラディヴァリ、メシア(1716年作)は現在オックスフォード大学アシュモリアン博物館に貯蔵されている。いまだかつて誰にも使用されたことがなく、過酷な気候変化にさらされることなく”完全無欠”なストラディヴァリ”と呼ばれている。倉沢氏は実物をアシュモリアン博物館で見て是非創ろうと思ったそうだ。先日完成した、アレッサンドロ・ガリアーノのチェロ,ジャンジャンなりだしている。今回の新音楽室でメンデルスゾーン”弦楽トリオ”を朗々と弾き、総檜のルームに響かせた。ストラディヴァリ自信このヴァイオリンを別格扱いして、決して手放さなかったらしい、弟子(ガリアーノ、モンタニアーナ)たちの模範モデルとして使いたかったとある。氏は、そんな作品を自分なりに創ろうと決心した!!まず、ポスターから、2・5㎜のシナベニアにトレース、バンドソーで切り抜きテンプレートを創る、さらに6㎜のべニアにテンプレートをトレース、同じようにバンド・ソーで切り抜く完全無欠のメシアのモールドが出来上がった。さあ!!メシア制作の第1歩である。
top of page
矢野さんの”BRUSILOW”制作記2
デルジェスはC字のメープルが逆反転するなど結構アバウトに創る?。矢野さんそっくりコピーする。ブロック、側板、ライニング、等自宅工房の威力を発揮、あっという間にここまで到達。さらに天板、地板のハギも成功。この”どや顔”となる
大内さんの”ALCHINT"制作記3
今日は大内さんの分解型のモールドを紹介しよう。ふつう何台も同じ型を使え厚みだけ変えるとか、アーチだけ変えるとか、みんないろいろ苦労する。面白おじさんは、考えた、簡単に分解できるモールドを創った。見事に簡単に外れるモールドである。さすが4台目のアルキント、マエストロとなった氏...
アーカイブ
bottom of page