富川先生のペグ制作教室富川君”第9回手創り弦楽器フェア”デチェロ部門第1位を獲得。自信にあふれている。音といい、形といい、本当にトップ撮るだけのチェロを創った。ペグ・シェーパーとぺグ・リーマーの角度合わせを徹底的にやる。ペグのあたってないところをやすりで丁寧に擦る。カッターで出幅ぎりぎりを落とす、さらに100番、400番の紙やすり、出の調整をする、クレヨン、チョークを使い、ぎりぎりと音の出がきれいに止まった。
篠田さんの”BETTS”制作記2篠田嬢、”第9回手創り弦楽器フェア”で、ヴァイオリン部門で、またまた第1位を取った。その勢いでBETTSを創ろうということでブロックを削り、側板を曲げC字コーナーにはめ込む、さらにアンダーバウツのブロックを削りあっというまに側板もつける・・・・。見事なスピードである。その後はゾノ先生に教わってチェロレッスン。本当にスーパーレデイである。
菊池さんの”DAVIDOV”制作記48菊池さん、4年越しにダヴィドフに挑んでいる。やっとネックのアリ加工を終え、指板をつけ曲がりのチェック、すべてが順調と言うことでいよいよ取り付けにかかる。膠を塗りネックを仕込む、さあ!!あとは裏板の微妙な厚みを決めれば<いよいよホワイトチェロの出来上がりである。満足そうな、氏の表情であった。
第9回”手創り弦楽器フェア”細々始めた”手創り弦楽器フェア―”も第9回を迎え、年々盛んになってきた。”創って弾く”をモットーに始めたフェアーも、みんなの努力で、下手ながらも、徐々に進歩していく様が手に取るようにわかる。恒例の大合奏も年々すぐれた”ァイネ・クライネ・ナハト・ムジークになってきた。モーツアルトも喜んでいるはず!しかも今回の展示会におけるヴァイオリン部門篠田嬢、チェロ部門、富川君が人気投票NO1に選ばれた。榊原紀保子先生、植草ひろみ先生、加藤和美先生、おとめさくらこ先生、杉山のび太先生、みんなの協力ですばらしいイベントになってきた、NHK J・COM,TV神奈川、NTV,読売新聞、朝日新聞、のマスコミも”手創り弦楽器フェアー"と言うことに、興味を示されているようである。しかも自分で創った楽器を弾くというイベントは、日本全国このイベントしか記録されていない。来年10周年記念大会。みんなそれぞれ、気合をいれている…。
堀井さんの”DAVIDOV1/4”制作記4堀井じーじ、ニューヨークの孫ちゃんへのお土産でチェロを創っている。ヴィオラと変わらない47cmの胴長である。丁寧に創るジージである。ライニングを決め。5mmのワッシャーを使いアウトラインを切る。さらに、ラフの厚みを決め、えぐりカッターを使い大体の等高ラインを削る。ジージー、削りかすを頭に付け一生懸命だ。早く作らないと孫はあっという間に成長する。頑張れじーじ!
T氏の”IL・CANNON”制作記21氏、ターヘ楽団のコンマス。吉野君亡き後頑張っている。9回手創り弦楽器フェアでは自分作が間に合ず、篠田嬢のヴァイオリンを試奏してもらった。そのおかげか?篠田嬢が優勝した。キャノンもライニングを完成、天板のアウトラインもバンド・ソーも終えた。大分要領が解ってきた…。いよいよヴァイオリンのかたちが見えてくる。
南さんの”スリーピング・ビューティー”制作記4氏も、2台目の”スリーピング・ビューティー”に 挑む、あくなき追求をするのがこの芸術である。更に自分の満足する音の追求には絶対手抜きが出来ない。C字ブロックを徹底追及する。基本の始まりである。
篠田さんの”BETTS”制作記1篠田さん、チェロ2台、ヴァイオリン1台完成し、”第9回手創り弦楽器フェア”でまたまたヴァイオリン部門で最優秀賞を獲得。スピードだけでなく、内容でもみんなに認められる活躍であった。更に彼女のクリエイティブ魂に火がついた。ストラディヴァリ”BETTS”に挑むことになった。 すごいパワーである。早くもBETTSのこテンプレートから7mmの品ヴェニアにトレース,バンド・ソーで切り抜き、C字のコーナーブロックを削る。すごいパワーである。
東園さんの”Sleeping・Beauty" 制作記14今回2台目の”スリーピング・ビューティー”は渾身の力を込めて挑んでいる。1台目は”まーいいか?”の部分がどうしてもあったと、反省に立って挑む。この芸術の奥深さは、何台も創って解ってくる。ストラディヴァリも氏の本に切々と描いている。しかし彼は300年たった、今日の自分の音を知らない・・・。弦楽器制作のジレンマか??。ゾノさん、C字の側板曲げに2ヶ月挑んでいる。
古川さんのSTRAD制作記4天板の”はぎ”簡単にこなす。5台目となると手慣れたものである。にかわの濃度の具合、はたがねの止める位置、それを外して、天板側のモールドを写す。5mmのワッシャーを使い輪郭を決める。さらにバンドそーで切り抜く。随分”プロ”になってきた・・・・?